銀行は・・・
バブルの頃、銀行は預金獲得と貸し出しに
必死でした。特に都市銀行の競争は激しく
あの隣の銀行に負けるなの姿勢でやってました。
赤字の預金獲得なんかはザラです。要するに
あの隣の銀行に預金されるくらいなら赤字でも
自行に取り込む姿勢です。その赤字分を埋める
手段のひとつが短プラで貸して通知預金を法人
に付き合いさせます。仮に1億円を短プラで借り
させて1ヶ月通知預金をさせたらどうなるでしょう?
その法人はバブルの頃の金利情勢なら60万くらい
は軽く損します。特に3・9月の決算月はよくやって
ました。やれ支店長が交代したとか支店長が役員に
なったとかキャンペーンなんでとか理由をつけては
客に無理を云ってました。金融界の不祥事で目立つ
のは証券界ですが、もっと悪玉は当時の大蔵省と
銀行も証券界と同じですよ。