GPZ900R 点火系アップデート
最近はもっぱらメンテナンスぐらいしか手を入れなくなっていた相棒。
ちょっと気になることが出てきたので、思い切って点火系をアップデートすることにしました。
イグニッションコイルは新車から26年稼働し続けています。
近頃は極まれにですが失火しているような感じがするようになってきました。
そしてちょこちょこトラブルを起こすイグナイターは3セット目。
中古の予備も確保してありますが、今後を考えるとやはり心配の種になっています。
そこで、この二つの問題を一挙に解決してしまおうと、某オクでこんなパーツをGET!
以前から評判の良い『ASウオタニSPⅡ フルパワーキット』です。
意外とお安めに落札できました(笑)
取付は至って簡単。
イグニッションコイルは、ラジエターホースやメインハーネスなど各部に干渉しないよう
調整しつつ付け替えるだけ。
そしてコントロールユニットは、自作17インチホイール用フェンダーで作ったスペースに設置。
大きさの関係で残念ながらイグナイターの跡地には設置できません。
それにここならサイドカバーを外せば調整ダイヤルを弄れますので便利なのです。
最後はこれ。
スパークプラグを交換しておきますが、取付前に少々細工を。
プラグギャップを指定の1.1~1.3㎜に広げます。
ASウオタニのイグニッションコイルはノーマルよりも放電電圧が高いため、
スパークプラグのプラグギャップを大きく取り、より強いスパークをさせることが
可能なんだそうです。
下が調整前、上がギャップを1.2㎜に調整後です。
かなり広めに感じますね。
4本のギャップを調整後、取り付けて早速エンジン始動。
特に問題なく始動できました。
取説がないのでネットで少々情報収集し、
コントローラーの設定をノーマルエンジン向けの点火マップにして試運転してみました。
これ、評判が良いのが肯けます。
まず、アイドリングが結構安定したのが分かります。
それと、トルクがアップしたように感じます。
交換前に比べ、あまりアクセルを開けなくてもしっかり加速してくれます。
これは燃費に効きそうです。
その後、点火マップのセッティングを少々弄り、
今はノーマル向けから+2度進角で様子をみています。
今後、どれほど効果が出てくるか本当に楽しみになりました。
ある程度走らせたら、また報告することにしましょう。