それじゃない場合は NOT で
WHERE 句で指定する論理演算子は、AND 演算子と、OR 演算子が主に使われます。
でも、もうひとつ重要な演算子があるんですよ。
そうじゃない、といういう意味の、否定の演算子
NOT 演算子
です。
こんなテーブルの場合、趣味が読書じゃない人を検索する場合は、
SELECT * FROM 手帳
WHERE NOT 趣味 = '車'
と書きます。
また、括弧を使って AND 演算子や、OR 演算子の否定ってのも作れます。
例えば、趣味が「車」でもないし、名前が「きよし」でもない人を検索する場合は、
SELECT * FROM 手帳
WHERE NOT ( 趣味 = '車' OR 名前 = 'きよし' )
と書きます。
これは、次のように 比較演算子(<>演算子)を使っても書けますよ。
SELECT * FROM 手帳
WHERE 趣味 <> '車' AND 名前 <> 'きよし'
これを「論理式」と言いますが、場合によって使い分けてくださいね。