それじゃない場合は NOT で | データベース初心者の基礎知識ブログ

それじゃない場合は NOT で

WHERE 句で指定する論理演算子は、AND 演算子と、OR 演算子が主に使われます。

でも、もうひとつ重要な演算子があるんですよ。

そうじゃない、といういう意味の、否定の演算子

NOT 演算子

です。

20100825_03.jpg

こんなテーブルの場合、趣味が読書じゃない人を検索する場合は、

SELECT * FROM 手帳

WHERE NOT 趣味 = '車'

と書きます。

20100827_11.jpg

また、括弧を使って AND 演算子や、OR 演算子の否定ってのも作れます。

例えば、趣味が「車」でもないし、名前が「きよし」でもない人を検索する場合は、

SELECT * FROM 手帳

WHERE NOT ( 趣味 = '車' OR 名前 = 'きよし' )

と書きます。

これは、次のように 比較演算子(<>演算子)を使っても書けますよ。

SELECT * FROM 手帳

WHERE 趣味 <> '車' AND 名前 <> 'きよし'

これを「論理式」と言いますが、場合によって使い分けてくださいね。