重複を避けるためには DISTINCT で | データベース初心者の基礎知識ブログ

重複を避けるためには DISTINCT で

行がダブっていることを「重複」と言います。

データを取り出すときに、ダブっているとちょっと困る場合があるので、このダブりを消すために DISTINCT というのを使います。

例えば、次の手帳から、

20100825_03.jpg

趣味はどんなのがあるだろうという訳で、

SELECT 趣味 FROM 手帳

こんな風に趣味だけを取り出すとですね、

20100826_12.jpg

「車」や「旅行」などがダブってしまうんですね。

これを、ひとつずつにする場合は、

SELECT DISTINCT 趣味 FROM 手帳

のように書くと、

20100826_13.jpg

無事、重複な行を消すことができます。

ええと、この DISTINCT は複数の列も指定できます。

「ID」と「趣味」を指定した場合は、ひと組でチェックするので、結果的に全ての表示になりますね。

SELECT DISTINCT ID, 趣味 FROM 手帳

の場合は、こんな風になります。

20100826_14.jpg