正規化はデータをダブらないようにすること
今度はちょっと難関の正規化の話をしましょう。
テーブルの正規化は、RDBMS に重要な作業で、テーブルの設計をするときに使われる方法です。
基本は、
データを更新するときに、1か所だけ更新しましょう
ということで間違いないです。
ええと、英語で云えば、Normalize ですね。
# 「標準化」のほうがイメージが付きやすいのですが、数学用語の関係から「正規化」になっています。
さて、
一番基本の第一正規化の解説をしましょう。
まずは、これ、名前と年齢、趣味を書いた表です。
よく手帳のメモ欄に相手の趣味とかを書きますよね。そういう感じで、趣味を書き連ねます。
当たり前ですが、ひとりに「年齢」はひとつです。
逆に、趣味は、いくつあってもいいですよね。
このテーブルが最初の状態。正規化される前なので、
非正規形 と言います。
これを正規化する訳ですが、まず、趣味の欄をそれぞれの行にばらします。
そして、行を揃えます。
これが第一正規形です。
趣味の列が簡単になりましたよね。