ダブらないのが主キーの務めです
テーブルの続き、ということは、手帳の続きですね。
テーブルを使う時に出てくる用語は、たくさんあるのですが、ひとまず、
主キー
ナル値(ヌル値、null値)
の2つを覚えればOKです。
この手帳、2人の「きよし君」がいますね。電話番号は、06(大阪)と03(東京)なので、別人。
2人のきよし君をどうやって区別しましょうか?
というのが問題ですね。
まぁ、大阪と東京にいるわけだから、ダブルブッキングするわけでもなし、大丈夫といえば、大丈夫なんだけど、
ちょっとね、区別しておきたい。
そういう時は、「識別子(ID)」ってのを付けます。
いわゆる、番号を振るってことですね。
この場合は、3番のきよし君と、5番のきよし君、ってことで、うまく区別ができます。
IDってのは、Identity の略ですよ。
さて、このIDなんですが、2人のきよし君を区別するために、1番から順番に番号を付けました。
こんな風に、ダブらない番号を付けた列のことを、「主キー」って言うんですね。
英語で云えば、Primary Key(1番目のキー)ってことで、「PK」と約されたりします。