ダブらないのが主キーの務めです | データベース初心者の基礎知識ブログ

ダブらないのが主キーの務めです

テーブルの続き、ということは、手帳の続きですね。

テーブルを使う時に出てくる用語は、たくさんあるのですが、ひとまず、

主キー

ナル値(ヌル値、null値)

の2つを覚えればOKです。

20100816_11.jpg

この手帳、2人の「きよし君」がいますね。電話番号は、06(大阪)と03(東京)なので、別人。

2人のきよし君をどうやって区別しましょうか?

というのが問題ですね。

まぁ、大阪と東京にいるわけだから、ダブルブッキングするわけでもなし、大丈夫といえば、大丈夫なんだけど、

ちょっとね、区別しておきたい。

そういう時は、「識別子(ID)」ってのを付けます。

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いわゆる、番号を振るってことですね。

この場合は、3番のきよし君と、5番のきよし君、ってことで、うまく区別ができます。

IDってのは、Identity の略ですよ。

さて、このIDなんですが、2人のきよし君を区別するために、1番から順番に番号を付けました。

こんな風に、ダブらない番号を付けた列のことを、「主キー」って言うんですね。

英語で云えば、Primary Key(1番目のキー)ってことで、「PK」と約されたりします。