来る10月5日、伊賀鉄道友の会主催で、今年も恒例のお月見列車を運転します。

調べてみると、列車内からお月見を楽しめるイベントを行なっている例はあまりなく(伊賀鉄道の他に静岡県の伊豆急行など)、今年で通算14回目を迎えることから、今や伊賀鉄道の秋の風物詩と言えます。
古来より旧暦の8月15日に見る月を中秋の月と呼び、しかもこの時の月が最も美しいとされたことから中秋の名月と呼んだようです。平安時代の貴族たちは、美しい月を愛でながら宴をしたり、船上で詩歌や楽器を演奏して楽しんだと言われています。その後、庶民の農耕儀礼と結びつき、ススキや団子、芋などを月に供え秋の豊穣を月の神様に感謝するという習慣になったようです。
今年のお月見列車は中秋の名月の10月6日直近の日曜日、車内では、バイオリン演奏やバス独唱の披露、お月見パンや団子の振る舞いもされます。ここ数年、天気に恵まれ、車窓から美しい月を楽しむことが出来ました。
すでに予約が始まってますので、参加されたい方はお早めに上野市駅までお問い合わせ下さい。
