はいこんばんは、からばこです。
「ディーヴァセレクションにおいて最強のライフバースト」とは何でしょうか。
……その1つがこれでしょう。
(2面防御)
《コードメイズ アクフク》です。
3弾「STANDUP DIVA」で登場したバニラシグニ。能力を持たない分ライフバーストが強力で、パワーもレベル2では1段高い10000。《アクフク》は2面防御のライフバーストを持っており、他にも青の《フォカロル》や白の《Aムライト》がおり、3点要求の1枚目でめくれては、多くのプレイヤーを絶叫させています。
その中でも《アクフク》のライフバーストは一段階優秀です。【エナチャージ1】もありますが、「このターン、相手のレベル3以下のシグによってダメージを受けない」という、ターンに与えるダメージ無効のライフバーストとなっているからです。
特に【参上緑子】などショット系デッキで、このダメージ無効が活きてきます。ショット系デッキは《断念轢断》などのライフクラッシュアーツを連打してライフクロスを減らすわけですが、そのクラッシュの過程では、《フォカロル》などの「2面ダウン」系のライフバーストを回避するために、シグニを場に出さないでライフをクラッシュすることが多いのです。でも《アクフク》はシグニが場にいようがいまいが関係なく、レベル3以下からのダメージを受けなくなるため、ケアが非常に難しい……、というか出来ないわけですね。レベル4以上のシグニは現状ディーヴァセレクションにいないので、事実上シグニダメージを完全シャットアウト。ルリグで殴るしか対抗手段がありません。あと【ランサー】か。
まあそんなことはさておいて、要するに《アクフク》はとんでもないライフクロスを持つカードなわけです。
<迷宮>ゆえに最近では【イオナ】に入ったりもして、何気なく1パン目でめくれて「うわああああ!!!!」となることもあったりなかったり。ディーセレを長く遊んでいる方は、一度や二度、《アクフク》にひっくり返されたことがあるはずです。私もたくさんあります。
【参上緑子】のようなショットデッキから飛び出す《アクフク》は本当にやべえんです。これで1ターン伸びたことで、マジで勝敗が左右されるんです。参上側も《アクフク》は重そうですが、参上が採用する《アクフク》はとんでもねえんです。別に参上以外にも盾割パリンパリンデッキから出てきたらやべーんだって。
……ここまでは導入です。早速本題。
皆さんこの「アクフク」って、何がモチーフか知ってますか?
(友人撮影。夕方だけどこれだよ)
モチーフはおそらく「アクロス福岡」です。
(昼間の画像)
福岡県にある施設で、コンサートホールやオフィス、国際会議場がある建物です。
《アクフク》の熱気球は恐らくお隣の佐賀県から飛んできたのでしょう。
最大の目玉はその緑。階段状のステップガーデンには木々が植えられており、福岡都心にいながら自然を楽しめます。自然というか「登山」ですね。いわゆる屋上緑化のレベル10000です。
1995年の完成時は少なかった緑も、今では鬱蒼と生い茂るようになりました。フレーバーテキストの「どんどん森になっていくんだぞ!」も、このことを表しているのでしょう。「『アク』ロス『福』岡」、略してアクフク。モチーフがこれと明言されているわけではないので、私の想定ではありますが、ここまで緑豊かな建物はなかなかないので……、多分そうかなーと。
皆さんをそのライフバーストで絶叫させているアクフクちゃんですが、本当は緑で人々を癒す、優しい優しい建物なのです。覚えてあげてくださいね。
……そんなアクロス福岡ですが、私にはもう一つ、トラウマがあります。
今は休日ポロンポロン程度ですが、小学生の頃、ピアノをガッチガチに習っていました。
コンクールにも出るようなレッスンを受けており、毎日泣きながら鍵盤に向かっていたものですが、その苦労あって、コンクールではなかなか良い結果を残せていました。セレモニーで入賞した回数より、ピアノコンクールで賞をもらった回数の方が多いですし、セレモニーでの個人優勝経験はゼロですが、ピアノコンクールでは2回ほど優勝しています。ちょっぴり自慢。
で、予選を勝ち抜き、九州大会だか西日本大会だか忘れましたが、ピアノコンクールの会場がこの「アクロス福岡」でした。今見たら1800席ですって……。
(……色々思い出してきた)
幼いからばこ少年、なんとこのホールで行われるピアノコンクールに出場することに。
当時は緊張などどこ吹く風のイケイケドンドン少年だったので、余裕をぶっこいたのか何なのか知りませんが、一緒にレッスンを受けた同級生と、本番直前に中華料理で食べすぎるという失態を犯しました。というか冷静に考えて、大事なコンクールの直前に中華の食べ放題に連れていく親&先生、せめて止めてくれ……。でも食べたタピオカはおいしかったですね。
で、まあその、おなかいっぱい美味しい中華料理を食べて、満足満足やれやれな状態で、ピアノなんて弾けるわけがないんですよ。というかイケイケドンドンばこ少年(多分9歳か10歳)とはいえ、こんなゲキヤバクソデカホールで弾くなんてなったら、そりゃあもうね、緊張するに決まってます。
リハーサルなんてありませんからね。この辺り記憶がおぼろげなのですけど、一応入場・退場は練習したはずです。ピアノを弾く前に観客席に一礼したのですけど、クッッッッッッッッソ広くて遠くて、「うわっどぎゃんしよ」って頭白くなったのはよく覚えています。コンクールだから1800席埋まるわけではなく、審査員の方と順番待ちの生徒と、親たちと先生くらいで席は空いていたわけですけど……、それがこう……、広さを助長して……。
本番で見事にやらかしました。幼少期のピアノガチ期において、最大級のやらかしコンクールがこのアクロス福岡です。
九州大会だか西日本大会なので、ミスタッチ(楽譜の音を間違えること)なんてやったら一発アウトなわけです。まあ完璧に弾けたところで、表現力とか楽譜の理解とかあれやこれやで次のステージに進めるかは怪しく、正直親も先生も「記念受験」の意味合いだったようではありますけど、いやその、ミスタッチしてるんじゃお話しになりませんので……。なんかもう他に例える言葉が見つからないくらい、ひどいやらかしをやりました。多分3個所くらいミスタッチしたな……。
で、まあ、なんとか演奏を終えて、舞台袖に戻るわけですが、そこで先生に「なんしよんね!(何やってるの、の佐賀弁)」と頭をはたかれました(平成)。帰りの電車&車はお通夜でした。いやもう……。言わずもがな入賞するわけもなく、敢闘賞みたいなものももらえるわけもなく、参加賞だけでおしまい。タピオカおいしかったなという思い出と、舞台袖で待つ先生の般若のような怒り顔は、今も忘れられませんね。
何を弾いたかの曲名は忘れましたけど、フレーズはよく覚えていますし、ミスったところも今も覚えています。2分にも満たない短い曲だったし、超絶技巧みたいなことをやるようなものでもない、シンプルな曲だったのに、何がどうしてこうなってしまったのか、25年近く経った今もわからないままです。曲名分かったらリベンジしたいけど、親に聞いたらそれはそれで寝た子を起こすことになりそうで……。
というわけで私のトラウマナンバーワンカードが《アクフク》です。
対面のライフバーストから《アクフク》が見えるたびに、【イオナ】などで盤面に《アクフク》が出てくるたびに、私の脳裏ではやらかした曲とともに苦い思い出が蘇り、「タピオカおいしかったなあ……」と、集中力がぼやけてしまっているのでしょう。対イオナの勝率が何とも高くないのって多分それがありますね……。
(コングラッチュレーション!ってできなかったなあ)
そんなあれこれを書いていますけど、ピアノ、好きです。今も時々弾いています。ちょっと離れ気味だけど……。
レッスンの日々は大変でしたけど、根性は鍛えられましたし、「できるまでやればできる」「100回弾いてできなければ1000回弾けばできる」「1000回やってだめなら10000回やればできる」という考え方は、今の私の礎になっているので、色々頑張ってよかったなと、心から思っています。でなきゃ買ってないですからね電子ピアノ。
小学校では優等生だったので、自分が井の中の蛙であることを早々に教えてくれたのはピアノでした。自分よりできる人はたくさんいるし、それでも頑張って前に進むのだと、年齢が1桁の頃に心身に叩き込まれたのは、自分の人生では大事なものです。半分呪いのようになっている面もありますが、それはそれで。何より入賞したら嬉しいし、ピアノ教室の同級生と過ごす時間は楽しかったし、アンサンブル(数人でパート分けして1曲弾く)とか楽しかったからね。
ピアノの先生は、その後若くして病気で亡くなってしまいました。厳しい方でしたが、習ってよかったなと。
今も教わった曲を弾く度に、彼女の厳しい声が脳裏に響き、ちょっと背筋が伸びたりしています。弾けたら「合格!」と楽譜に大きな花丸をつけてくれて、幼い私はそれが何よりうれしかったのです。コンクールで賞を取るよりも、ずっと。
ちょっと書こうかなって思ったらボリューミーになりました。たまにはいいよね。ではまた次回の更新で。




