はいこんにちは、からばこです。夜に予定がある(あった)ので、スマホでササッと書いてみましょう。

ガラケーの物理キーボードと比べて、スマホのタッチパネル式のキーボードって、書いている感じが全くしないのは何なのでしょうか。私が古い人間なのかな?

 

というわけで今日のルリグはルリグ《ちより 第三章》です。

(ですしー!)

 

このカード自体は割と前に公開されていましたね。ウィクロスのカードは原則、カードナンバーの白→赤→青→緑→黒の順に公開されることが多いので、今日は赤のちよりなのでしょう。明日からはエルドラ、アン、アルフォウ(公開済)かな?

ちよりは<トリック>のシグニにまつわる能力を持ちます。自動能力では自分のメインフェイズ開始時に、自分の場にある、中身が<トリック>のシグニの【マジックボックス】を開けてシグニにして、デッキの上3枚のうち1枚を、【マジックボックス】としてシグニゾーンに置きます。え??何だって????

 

えーっと、毎ターンデッキの上からシグニを裏向きで置いたり、それを表にしてシグニにできる、ってやつです。

デッキの上の<トリック>シグニを擬似的に場に出せるので、昨日紹介したリメンバの自動効果に近い性能をしています。直接場に置くのでハンデスに強いですが、能力の都合上、【マジックボックス】を開封できるのは次ターン以降になる点に注意です。数は少ないとはいえ《禍キ目ノ疼キ》のようなシグニゾーン削除で除去されますが、【マジックボックス】を消す手段はそれくらいなので、まず妨害されません。つよいぜ。

 

継続的に戦力を供給できるのが強みですが、赤は短期決戦の色なので、ターンを重ねるほどにアドバンテージを得られる性能との噛み合いは気になります。ただ、赤で安定して戦略=火力を得られるのは、確かな強みと捉えていいでしょう。

また、自分の場に裏向きのカードを能動的に用意できます。数は少ないですが《大罠 ウソスイ》など、裏向きのカードを利用するシグニもいるので、そこはうまく使ってあげたいですね。というか《大罠 ウソスイ》以外いる?いないんじゃない?

(いないっぽい)

 

ゲーム1能力「ファンタジー」では、クラフトシグニ《転生したらレベル1のママ勇者だったけど無双してみた》を場に出せます。詳しい性能は後述しますが、ここで出すクラフトシグニはレベル1なので、フルハンデスからでも2ドローと合わせて、とりあえず3面並ぶのは素敵です。

 

さて、【マジックボックス】は〈トリック〉シグニの供給だけでなく、パートナーシグニ《大罠 バーニングチョリソー》の能力とも連動しています。

(元ネタはアニメでのちよりの雄叫び。調理じゃないよ)

 

アタック時に同じシグニゾーンの【マジックボックス】をトラッシュに置きます。それがライフバーストを持っていたらシグニ1体のバニッシュ、持っていなければ対戦相手にダメージ、となります。ダメージは無色5エナを払えば回避できますが、支払いは非常に重いため、《大罠 バーニングチョリソー》がアタックすれば、動けばほぼ確実に1点入ります。エグいですね。しかもパワーが15000。なかなかに規格外なシグニです。

ただ、場に出た時に他に<トリック>シグニがいなければダウンします。一見デメリット能力のように見えますが、デッキを<トリック>で固めればデメリットは無いに等しく、例えダウンしたとしても、パワー15000のシグニが居座ることになります。パワー15000の硬さについては、皆様《コードハート リメンバ//メモリア》でよくご存知かと思いますし、次のターンを迎えれば、アップして襲いかかってきます。

それ以上に重い制約は、アタック時の能力を使う際、【マジックボックス】を消費する点でしょう。現状《ちより 第三章》の自動能力でしか【マジックボックス】増やせませんし、その数も1ターンに一つとスローペースです。【マジックボックス】をシグニにしなければ数は増えていきますが、ディーセレのゲームスピードを考えても、ゲーム中で得られる数はせいぜい2〜3個、多くて4個でしょう。

強烈な性能を誇る《大罠 バーニングチョリソー》とはいえ、【マジックボックス】がなければただのパワー15000の能力を持たないです。いや、「ただのパワー15000のシグニ」であるだけでも十分なのですが、パートナーシグニとしてはそれは物足りないところ。【マジックボックス】を増やせる手段が他にあるかにもよりますが、別のアタッカーの確保は必須と見ています。

 

で、そんなアタッカーになれるのが、クラフトシグニ《転生したらレベル1のママ勇者だったけど無双してみた》(以下:ママ勇者)です。

(名前長いって。多分最長なのか?)

 

赤1エナで自身のパワー以下のシグニをバニッシュできる起動能力を持っているので、これでどんどん面を開けていきましょう。ママは2回攻撃が基本なので、この起動能力は1ターンに2度使えます。

合わせて、自動能力でレベルとパワーが上昇していきます。素の状態でレベル1なので10000、起動能力で1体でもバニッシュできればレベル2でパワー15000、2体であればレベル3で20000まで成長します。《ママ勇者》《バーニングチョリソー》レベル2以下のシグニ、と並べれば、《バーニングチョリソー》の自動能力と合わせて3面要求ですね。

《ママ勇者》がレベル3以上であれば、相手ターン終了時に、相手シグニ1体とともに除外する能力も持っています。パワー15000の硬さは前述の通りですし、ゲーム1にふさわしいクラフトシグニと言えるでしょう。最初から最後までちよりをばっちりサポートしてくる、まさしく「相棒」ですね。

 

さて、<トリック>のシグニはディーセレでは非常に少なく、赤の〈トリック〉は今回が初登場です。デッキ構築は、恐らく今弾収録のカードを中心に行なうことになるでしょう。あきらの〈遊具〉みたいな感じかな?

既存の<トリック>は青と白に集中しています。セレモニーの景品になっている《パントマイム》や、手札を増やせる《ウソスイ》、サーバントを拾える《ゆかゆか//ディソナ》やトリッキーな《あや//ディソナ》が注目株です。<トリック>以外だと《ランスロット》《ララ・ルー//フェゾーネ》など汎用的な赤シグニを採用しても良さそうですが、結局は今後公開される赤<トリック>次第になりそうですね。

(セレモニーの景品になっているので、活躍するかな?)

 

性能解説からは離れますが、ちよりのエルドラに対する熱い思いが散りばめられたテキストになっているのも見逃せません。

《バーニングチョリソー》のライフバーストはエルドラの十八番ですし、【マジックボックス】のびっくり箱要素は、エルドラの構築済みデッキ「ブルーリクエスト」に収録された《サプライズ・ウィズ・ミー》を思い出させます。まさに「びっくりをその手に」ですね。

言わずもがな《ママ勇者》はエルドラ(こがね)そのもので、「バーニングチョリソー!」の掛け声はちよりそのもので……。カラッとしたバディ感漂う関係性が素敵ですが、loth世界の中で果たしてどんな目に合うのやら……。

(まさにマジックボックス)

 

評価は【マジックボックス】がどうなるか次第、ということでひとつ。キーセレユキの【シード】などを考えると、多分アーツでは増えない……んじゃないかしら。増えるテキストを持ったカードが登場したとしても、ちより以外のデッキで採用できませんからね。ディーセレのカードデザインを見るに、そういうカードは作らない……、のかも?

それでも《バーニングチョリソー》のスペックは高いですし、しっかり戦えるデザインになっていることでしょう。赤<トリック>のモチーフも楽しみです。危険な罠って何だろう?

 

というわけで、スマホで書いてみました。書いた後にパソコンで仕上げました。

文章を書くのはやはり物理キーボードが落ち着きます。Magic Keyboardは神。

ではまた次回の更新で。ここまでスマホで40分でした。

 

(サインが似顔絵なのもキュート。書籍に書いてるのかな?)