からばこです、こんばんは。

昨日だか一昨日だかに東京ドームの記事を書きながら、「あー文章力なまってるなー」と感じたので、今日は毒にも薬にもならない雑記です。やまなしおちなしいみなしです。

 

最近の我が家では「ドンキーコングシリーズ」がブームです。

妻がスマブラSPのキングクルールのテーマにハマり、そこからドンキーコングシリーズについて、合成音声まんじゅうに教わる日々を過ごしております。

 

(愛嬌あるよね)

 

スマブラSPのキングクルールのテーマは、原曲「Gang-Plank Galleon」をアレンジした「THE PIRATE SHIP」です。

トランペットの主旋律がたまりません。リズミカルな8分音符と力強いロングトーンのコントラストが魅力で、疾走感がありながらも、キングクルールの重厚感が垣間見えます。これは神編曲。参戦ムービーともマッチしていて、これはぜひ見てほしいというかなんというか。今更ながらのスマブラ楽曲ブームです。いいんだよ良いものはいつハマったって。

 

東方厨な私ですから、ロングトーン・ハイトーンなトランペットによるゲームミュージックを聞くと、どうしても東方永夜抄を思い出します。「エクステンドアッシュ」とか「千年幻想郷」とか「竹取飛翔」とか、永夜抄はとにかくトランペットが印象的でした。

永夜抄を知ったのは高校生の時で、ピアノをやっていた友人が「千年幻想郷」とか「天まで届け、不死の煙」の発狂ピアノをひこうと頑張っていたのををよく覚えています。私は小学生でピアノをやめてしまっていたので、耳コピでなんとかなるトランペットのフレーズだけを右手でぺろんぽろん弾く程度でした。その時まで続けていれば友人と連弾して遊べたのかな。いやさすがにあのフレーズは無理か。

「千年幻想郷」の「大サビ→半音アップ→発狂ピアノ→サビフレーズ」のような、「これでもかこれでもかと畳み掛けて、一度ピアノで落ち着かせて、もっかい同じフレーズを持ってくる」みたいな楽曲が好きで、「THE PIRATE SHIP」もなんだかそれを思い出させるんですよね。ワニラップが終わった後の「lalala〜」の箇所でモチーフを広くゆったり取って、そこから2回も半音上げしていくのが、いやーもうたまりませんな。好きです。

 

ピアノが置ける部屋が欲しいですね。都内でグランドピアノやアップライトピアノを置けるような家を手に入れられるほどの経済力はないので、まあ電子キーボードになるかとは思いますが、きちんとした椅子の高さで、しっかり弾き込めるような自宅を持つことが、中年〜老後の夢です。スタインウェイとかねーほしいんですけどねー、ゼロが7個くらいつくのでねー、無理ですねー。

先天的なのか古典的なのかわかりませんが、幸いにして絶対音感に近いものを持っているので、メロディーの耳コピはそれなりにできます。なのでコード進行をきちんと勉強して、即興で左手を使えるようになれば、今まで聞いてきたあれやこれやを弾いて楽しめるんじゃないかな、なんて思っています。そういう老後がいいな。

コロナ禍で一度電子ピアノを買って、昔から弾きたかったショパンのノクターンとか、どうしても弾けるようになりたかったブレスオブザワイルドのメインテーマとかを練習して、それなりに形にはなりました。ただ、家に置くスペースがなかったので、カラーボックスの上に無理やり置き、立って弾いたり高さの合わない椅子で弾いていたので、案の定肩をぶっ壊し、大学の後輩に譲ったという苦い思い出があります。その後は街のストリートピアノを見つけては、「もう忘れちゃったよ」となるばかり。死ぬほど練習したエリーゼとトルコ行進曲くらいしかもう弾けません。

 

いつかシャカパチの火が燃え尽きた時は、自宅でのんびりピアノを弾いてすごしたいです。そう遠くない未来でもYoutubeはあるでしょうし、配信でもやるかもしれませんね。言うだけタダです。というかデスクに置ける2〜3オクターブくらいのキーボードってありませんか。置けるデスクがないや。

「THE PIRATE SHIP」も弾きたいですね。疾走感あるメロディーは気持ちよさそう。でもピアノでやるよりトランペットの方が弾き甲斐(吹き甲斐)はあるんでしょうか。興味あり。

でもウクレレも挫折したわ。トランペットとか他の楽器に手を出しても「ピアノでよくね?」ってなる未来。HAHAHA。

 

楽器の演奏や、昔心が折れた「絵を描く」という行為もそうですが、自分の中で似たようなアウトプット体験ができる行為については、どうも長続きしないようです。

ピアノ経験があるから他の楽器はピンとこないし、「自己表現」「創作」も文章を書くというツールを身に着けているから、絵や作曲、動画作成にはいかないんだろうなあと思っています。実際に絵や動画制作、仕事での画像編集などでも、手を動かしながら「あーもう文章を書かせろ!」とカリカリすることが多く、例えばプログラミングとかコーディングとかに手出しをしたとしても、なんだか同じような体験になりそうで、もだもだします。

 

でも、ウェブサイト作成やディレクションはどうやらそうでもないようで、文章でのアウトプットとは違った満足感があります。

文章制作に近い体験ではありますが、どちらかと言えば、レゴやマインクラフトで大きな建造物を作るような体験の方が近いのでしょう。形のないパズルを組み立てていくのが文章で、レゴやマイクラに近いのがサイト、です。

文章を書くにしたって、例えばウィクロスアカデミーとか取材記事系は、きちんとした形やお作法に沿ったり、オーダーに答えたりする要素が多く、ここの記事は頭の中をべろべろ吐き出していくので、形のないパズル組み立てに近いかなー、みたいな。同じ麺類を食べるにせよ、うどんとそばって違うよね?っていう?

 

じゃあピアノの練習はどうかと言えば、「できないことがひたすらに悔しいのでできるまでやる」という行為が近いかもしれません。

コンクールやコンペティションもあるとはいえ、結局楽器の演奏って自分との戦いで、「できるまでやる」「表現を極める」という意味では、自己との対話や修行の要素を強く持っています。その果てに他の人との競争があって、それは酷だし大変だと思うんですけど、少なくとも自分自身だけで弾くのであれば、自分との修行ですね。近い感覚は「横スクロールアクションのめっちゃ難しいステージにクリアできるまで挑戦する」とか「色違いが出るまで延々孵化を作業する」とか、やったことはないけれど「エルデンリング」みたいなゲキムズソロゲーをクリアするとか、な気がします。

コンクールやコンペティションもあるし、最近は配信とか再生数もあるので、何もかも開かれすぎているとかえって窮屈で苦しいのですが、結局は自己との対話、己との戦いみたいな要素を、私は楽器の演奏に求めているのかもしれないです。ゴリゴリにピアノをやっていた小学生時代も、ピアノと勉強以外のときってソロゲーしてましたし、遊戯王は友人とのコミュニケーションツールだったので……。

 

こう思うとそりゃまあ、ウィクロスのガチばとるのような、「他者とバチバチに競う!」が苦手なのも、頷けるというかなんというか。「他者を倒して、蹴落としてのし上がる!」というマインドを培う機会が非常に少なかったので、新入社員のときに「他社を出し抜いて云々」とか全然できなかったし、今も競技的なカードゲームへの取り組み方がおぼつかなかったりと、根本的な部分で、人と競うというのが苦手なんでしょうね、私。特ダネ特オチとは無縁の世界に生きてたし。

とはいえ、最近はディソナピルルクを一生懸命練習していて、なかなかにモチベーションを維持できていますが、それは軸足と目標を「勝つ!」よりも「上手にピルルクを使えるようになりたい」に変えたからなのかもしれません。勝負の世界なので、最終的には勝敗が全てではありますが、「負けたけれど上手にプレイができた」のであれば合格ですし、「勝ったけれどここは改善できるな」と思えば、それは次へつながるなあ、とか。

夢限少女杯前に何を腑抜けたことを言ってるんだいう幻聴が聞こえてきそうですけれど、自分の中での趣味の楽しみ方ですので、まあそれでいいということにします。

 

だからドンキーコングブームに乗っかって、Switchのスーファミでドンキーコング3をやった際に、むやみやたらと巻き戻し機能を使わないほうがいいなと、昨日改めて感じました。

甘ったれると途端に作業になります。しんどいゲームはしんどいしんどいと吐きながらやって、その果てにクリアして絶叫する方が、自分には合ってるなあと、昨日ボーナスコインを集めながら噛み締めていました。

マリオワンダーなんて達成感すごかったですから、またそれを味わいたいのですが……。いやでもボーナスコイン集めって作業的な要素も大きいし、攻略サイト見てなんとかするところはなんとか……。ニンダイ(幻覚)待ってるか……。

 

たくさん書いたので満足しました。

作業用BGMは永夜抄原曲で、今ちょうど「竹取飛翔」です。「えーりん!えーりん!」のアレです。

曲の入りの16分音符のところは、サラッと聞いただけでは耳コピができないので、そこら辺の感覚も研ぎ澄ませたいところ。でもこういうのって楽譜がネットにアップされてるし、それを聞いて弾けるようになったほうが楽しいかもですね。

「えーりん!えーりん!」のフレーズが印象的なこの曲ですが、他にも良いところたくさんありますよね。どこかと言われたら……、やっぱえーりんえーりん……。

 

はいおしまい。ではまた次回の更新で。

今日は画像1枚です。面倒なので。読みづらいだろうけど気にしないでくださいね。

ここまで読んでくれた人はありがとう。もの好きだねえ。