はいこんにちは、からばこです。
本日は「ディソナ祭」に行ってきました。ウィクロスでは約5年ぶり?の3人チーム戦ということで、私も仲良し3人組で参加。結果はといいますと……。
メル勝ち チーム負け
アロス勝ち チーム負け
ユヅキ勝ち チーム勝ち
黒タマ勝ち チーム勝ち
バン負け チーム勝ち
デウス負け チーム負け
チームコーディネート賞 ウィクロスガールズ賞受賞!
(みこみこ親衛隊の法被をいただきました。嬉しい……)
まー、見事に優勝しました。
いや32チーム中25位なんですけどね、最終成績。コーディネート賞をいただいたので実質優勝です。
というわけで参戦の経緯だったり何だったりを簡単に……。
1:佐賀のコスプレって何?
「佐賀県人会」。正式名称は「アイヤイを『佐賀県』出身だと言い張る『人』たちの『会』」。月曜19時、イエサブのうぱで仲良くなったメンバー2人と結成したチームです。
チームと言っても調整だったりあれやこれやが主目的ではありません。ウィクロスパーティースペシャルを「0次会」と位置づけ、1次会の塚田農場でヨーグルトサワーを飲み、という3人組です。私が結婚してからは妻も合流し、ウィクロスをしたり飲んだり、家で桃鉄をしたりアニメ遊戯王を見たりと……、まあ気が合う仲間たち、ということで。
2017年にチーム戦で開催された第3回世界大会でも一部予選でチームを組み、予選抜けはなりませんでしたが、良き思い出として今も何度も語っています。飲みながら。
それからキーセレ導入やディーセレ導入、私の結婚に、コロナに転職に加齢にと、まあなんやかんやで時は流れて、今回のチーム戦が発表されました。「久しぶりに出よう」と誘いつつ、いつだかのウィクロス生放送を視聴していると、放送から謎の文言が。
公式「チームでコーディネートを揃えてきたら良いことがあるかも」
私「ほー……、コスプレってこと……?」
というわけで、何を着るかの相談からスタート。デッキの相談?いいよそんなもん後で。
……しかし「佐賀のコスプレ」とは一体何を指すのでしょう。
私は生まれも育ちも佐賀県なので、おおよその佐賀のイメージは掴めます。はなわヘアー、ゾンビランドサガ、熱気球(バルーン)、ムツゴロウ、江頭2:50などなど……。しかし関東の皆様が「佐賀」と聞いて、何を思い浮かべるのかが、全く想像がつきません。
妻(茨城県出身)に聞いてみても、「普通の人は佐賀って言われても何も浮かばない」とツッコミをいただくばかり。お笑い芸人のさや香がM-1グランプリで「人間が普通に生きていたら佐賀に行くことなんてない」と強烈なディスりツッコミを決めていたこともあり、はてさて困ったぞ、と。さや香のコスプレしても2月下旬はさすがに遠いし、うーん……。
という話を県人会LINEでしながら、あれこれアイディアを並べていきます。
無難に「ゾンビランドサガ」から巽さんにするとか。
(白シャツ赤ベスト、胸ポケットにイカのゲソ)
「ドライブイン鳥」のコッコさんにするとか。
(佐賀の鳥料理屋さんのマスコットキャラクター)
後は「SAGA」の「A」の部分をグラスにしたメガネを作ってみるとか、熱気球の被り物をするとか、あれこれ浮かんではボツに、浮かんではボツが続きます。
そして意外にもチームメンバー2人がウィクロスに熱心。デッキをどうする構築をどうすると、久しぶりのチーム戦だからか色々と考えていて、まあこれはコスプレなしでもいいかあとぼんやりしていると、妻からアイディアが飛んできました。
妻「これじゃない?」
決まってしまった−−−−
2:つくってあそぼ!
というわけで工作の時間です。
材料は紙とダンボール。いつだかのキーセレのコスプレ(40度の炎天下でダンボールを被って参加)を思い出しますね。
詳しくは過去記事をたどってくれ。引っ張り出すのは恥ずかしいんじゃ。
まずはIllustratorで顔をトレースし、印刷します。
(セブンイレブンありがとう)
ダンボールに貼り付け、形に合わせて切ります。
ダンボールは多少薄いものでも大丈夫でした。手を切らないように注意しましょう。
(それっぽくなってきました)
頭につけるための輪っかを作ります。厚紙を紐状に折って、輪ゴムで締める形です。
ゴムは切れた際のケアで二重にしましたが、締め付けが強かったので一重でよかったですね。
(「幼稚園 おゆうぎ会 お面」で検索しました)
3人分組み立てて完成!
(謎のクオリティ)
材料費:おおよそ200円(印刷代、ダンボールカッター購入費)
制作時間:おおよそ半日
LINE「上半身はなるべく白い服でお願いします」
だってアスキーアートの猫、白いしね?
3:そういうわけで当日
こうなりました。
(こうなりました!!!!)
リーダーが中央に座るよう指定されていたので、私がシガを被っています。
恐らくリーダーが中央にいたほうが左右と相談できるからなのでしょうが、チーム唯一の佐賀出身としては、サガをかぶりたかったですね。
途中私がサガを被ったため「チバサガシガ」の並びになりましたが、別のチームから「逆やろ!」とありがたいツッコミを頂いたので、結局私はシガで完走しました。被る人間がどこ出身だろうがチバシガサガの並びを優先したほうが良いですし、試合中は正直被り物どころではないので大丈夫です(?)
アラサー及び三十路オタク多いウィクロスコミュニティにおいて、ウケは上々でした。
ただ、2試合目に当たったチームが「あ、2文字の都道府県で統一なんですね」と真顔で聞いてきたのが印象的でした。メンバーたち曰く「ニコニコ動画で見た」「生まれる前のやつですね(19歳)」とのこと。みなさん19歳ですよ19歳。マジの19歳ですよ。ちゃんと若い人もウィクロスに入っています。嬉しいねえ。
老人ぶるのはいいけれど老害にならないようにしたいなあ……と、「おもしろフラッシュ倉庫」とかいう老人コンテンツを頭に被りながら、こっそり襟を正すのでした。
ちなみにチームは負けました。左右が「19歳って干支一周じゃん……!」と震えていたら、ライフバーストに大暴れされたそうです。そりゃ勝てねえよしゃーない。
チームの戦績は3−3。個人4−2、残りの2人も4−2、3−3となかなかの結果。
最終戦を終え「久しぶりに楽しかったねー」とはしゃぎながら、珍しくレシピの写真を撮ったりしている2人を横目に、私は「サガ」をかぶり直して閉会式のステージへ。一応コーディネート賞の発表がありますし、呼ばれることがもしかしたらあるかもねえ、でも織姫彦星JKが強いよねえ、なんてことを一人思っていると……。
ウィクロスガールズ「ウィクロスガールズ賞は、『私達が佐賀県人会』ー!」
受賞しました。ウッソやろ。
「ステージへどうぞ!」と言われても動線がわからん!マイクの前といってもマイクスタンド多くてわからん!「え、どのマイクですか?」と混乱しながら端へ誘導されつつ、おいおいチバもシガも来ないじゃねえかとパニックになりつつ、時間を稼ぎながら2人の到着を待つことに。2人は完全に対角線上にいて、閉会式の音声も届いていなかったようで、来るのにかなーり時間がかかっていました。呼ばれるであろうクオリティで仕上げてきたんだから、自信を持っていてくれよ……!
なんやかんやありながら無事に到着し、賞品の「ミコオシハッピ」をゲット。ミコオシを推し続けていたら自分自身がミコオシになった瞬間でした。何がどうなってるんだ……?
(からばこさんの貴重な撮影シーン)
選定理由を閉会式後に詳しく伺いましたが、「分かりやすいネタ」である以上に、「白統一のおそろいコーディネート」「ディソナという黒い世界観の中で、あえて真逆の白で揃えてきた」という点が評価ポイントだったそうです。
「チームでお揃いの衣装で出場!」「テーマを持った見た目で戦いに臨みます」という点が評価基準(?)のようで、奇しくもバッチリ押さえていたようです。三十路オタクの悪ノリがツボになったとは……、世の中何が起こるかわかりませんね。
と、最後の最後で優勝した我々3人は、「こりゃ行くしかねえだろ!」と、予定していなかった打ち上げを急遽開催。「チバシガサガで行け!」と提案した私の妻を浅草に呼び、炭火焼肉で幸せになるなどしておりました。
戦績そのものはぼちぼちですが、3人揃ってコーディネート賞を受賞できたことは、非常に良い思い出になりました。写真も増えたし満足です。頑張ってちょきちょきやった甲斐がありましたね……。
個人的に、チーム戦は非常に苦手です。
1−1で回ってきて自分が負けてチームが負けたとか、自分が有効勝利0で足を引っ張ったとか……。横の2人がそう思っていなくても、必要以上に思ってしまうことがあり、かなーり苦手です。高校の体育の授業のバレーボールとかバスケットボールに起因するトラウマ、みたいなものもあります。
ただこの2人とは過去に何度も組んだこともあったり、チーム戦において吹っ切ってくれた恩もあるので、「勝つぞ!」と思う以上に「楽しんでいこう!」という気持ちになれます。不思議なものです。
今回は序盤4連勝でき、一応チームを引っぱったので、ご恩返しができたのかなあと。5戦目で自分が負けた時に、横2人が拾ってくれたのも嬉しかったですね。この3人でならまた出たいですし、徐々に色々な人ともチーム戦に挑んでみたいですね……(まだ怖い)
めちゃくちゃ楽しい1日でした。
組んでくれたマンタとミホリサン、引き続き夫婦ともども遊んで下さい。よろしく!
4:申し訳程度のデッキ解説
受賞の際に「普段はアカデミーで真面目に書いていますが、こういうはっちゃけた楽しみもできるのがウィクロスですよね」的なことをお話しさせていただきました。
バトルも好きですが、それ以上に記事作成やサイト作りが好きで、色々続けていた結果こうなりました。バトルの実力は追いついておらず、他5先生を四天王やチャンピオンと例えるなら、私はサイクリングロード下のハルカくらいです。ヌマクロー単機で来た主人公に洗礼を浴びせるくらいが関の山でしょう。根っこはバトルラッシュとかサブイベで遊びたーい!なタイプです。
とはいえ先生なので、使ったデッキの解説もしておきます。軽くですが、何らかの参考になれば。
(ヘルエスタセイバーにサインをいただきました)
4−1:概要
現状のみこみこは青青に《サマーライフブルース》《UNKNOWN MEMORIES》が主流で、私も遊々亭ではそのタイプを紹介させていただきました。発売前に試していた構築です。みんな読んだ?
ただ、昔から「上からドローしたカードで戦う」デッキが苦手で、それ以上にトラッシュ起点に攻めた戦略を好み、得意としている部分があります。みこみこも青青で組んでいましたが、「やっぱり黒混ぜてトラッシュから展開したい!」という気持ちが大きくなり、構築を見直すに至ったわけです。これが発売日。
14歳JKとの調整機会が多く、彼(彼女?)が愛用していたユキのパッケージである《ナナシご選択》《黒点の記憶》をとりあえず採用。ゆかゆかと併用した1面防御だと流石にスカスカだったので、《ナナシご選択》をマキナパッケージに変更すると、攻防共にしっくり来たので、「アシスト1面1面+ルリグシグニバリア」に決まりました。
メインデッキは青+白でしたが、火力不足が露呈したので黒の汎用シグニを投入。攻撃力をそれなり補い、ひとまず完成、という形です。使用感は【ハンデスリメンバ】近いですね。
シグニの火力で押したり、ハンデスと《ドーナディソナ》の連パンで詰めたり、《ファラリス》のリフレッシュプランで絡めたりと、幅広い戦術が楽しめます。対ハンデスユキで地上に一切シグニを並べずにアタックフェイズに入ったり、《マキナスマッシュ》を自分ターンでグロウさせたりなど、セオリーを無視した立ち回りもあり、奥深いデッキになりました。
4−2:課題と反省点
ディソナ祭ということで、ディソナ組が多いと想定。「ディソナルリグとがっぷり組み合って負けない」点を意識しました。
花代には《ムジカディソナ》《マキナウィングスラッシュ》でダメージレースを何とか追いつきながら、《黒点の記憶》のバリアで補い、ハンデスで蓋をする。黒点は対花代戦術にリフレッシュや《エクシア》を絡めてエクシード4に備える。メルやユキはハンデス戦術に寄せ、中長期戦に構える。みこみこは《ゲイヴォルグ》《ドーナメモリア》で何とか、という欲張り構築です。欲張りなので採用カードは散っていますが、そこは《マキナスマッシュ》《ヘルエスタセイバー》で拾います。
反省点は非常に多く、欲張りゆえ構築にどれも中途半端になっています。
《バクチク》がいないので序盤の壁が抜けない、《ムジカディソナ》が引けなければ序盤に火力が出ない、13000以上を処理できないのでハンデスでごまかすしかないなどなど、結構欠陥が多いです。
ですが本番までにディソナルリグと練習する中で、それなりに戦え、そしてそれなりに勝ててしまったこともあって、「まあこれでいいんじゃない?」と妥協してしまいました。2月特有の体調不良もあってセレモニーに出られず、非ディソナルリグと戦えていないことも響いており、負けはバンと原子デウス、アロスにも勝ちはしましたがギリギリと、調整の偏りが露呈した大会でもありました。その点については消化不良というか、要反省です。
とにかく、緑(アイビィ、バンメモリア)や赤(バクチク)を足して、高パワーシグニへ対抗していきたいです。《オリゼル》や《EXTRA》など使わなかったり数を減らしてもいいカードもあるので、調整の余地はたくさんあります。
とはいえ、自分で1から組んだデッキであり、手に馴染んだ部分が多く、それでそこそこの戦績を残せたのは嬉しい限りです。イージーウィンはありませんが、薄氷を踏みながらコントロールしていく、私好みのウィクロスが楽しめます。久しぶりにしっくり来るデッキがでっきたね、です。
みこみこは現在青青赤のアーキタイプが主流になりつつあるので、そちらも試していきながら、今後もミコオシと頑張っていきたいと思います。他にも試したいルリグやシグニも多いのですが、ディソナ杯でちょっと燃え尽きたのでひとやすみ。まあすぐにシャカパチしたくなるでしょう。
次回のガチイベントはGP5thでしょうか。錦糸町での借りを返したいので、しっかり頑張っていきたいです。
予選抜け!と思ったら予定より参加人数が増えてオポ負けでした、というのは嫌なので、ガチバトルについては誠意ある運営をお願いしたいです。心から。
ではまた次回の更新で。
noteもブログもよろしくお願いします。
(トイレの神様になってもらいました)