けさ通勤の運転中、県警のパトカーが50KM制限の国道を40KMで走っていた。わたしはこの後続で走っていた。朝の忙しい時間、一刻も早く、職場に着きたいのに、パトはゆうゆうと40KMで走り、後続をイライラさせていた。10分ほど走ったところで、わたしはしびれをきらして脇道へはいり、カーナビが教えてくれる回り道へ急いだ。

 

この連休中にも一旦停止取り締まりにつかまって、安全運転をこころがけていたのに、法定速度以下で走る警察官は何をかんがえているのだろう。でも、ひょっとすると「取り締まり」や「模範運転」にイライラする自分を、何ものかが戒めているのではないかと ふと感じた。

 

思い返すと、急ぐ必要がないのに、急ぐことで「要件を早くすませたい」と無意識に考えている自分がいる。さして多忙でもないが、一件がスムーズに終わって、安心して過ごせる時間をすごしたいと考えていたのだろう(他人ごとみたいだが)。

 

とるにたらないことだが、「天からの警告」だと受け止めておくにことにしておこう。