妻がそろそろ仕事を始めるため、早速近いうちに面接を受ける事になったらしい。
それにあたって履歴書を用意しなければならないのだが、
志望動機には何と書けばいいのか悩んでいた。
自分が就職活動していた時は「この仕事をしたいから」という意思をしっかり書くよう言われていたが
妻の場合は特別その業種に就きたいから、という訳ではない。
単純に交通費がかからず、徒歩圏内の職場でシフトの都合も良いからだ。
しかしそれを正直に書いてしまうと、面接で落とされるのでは……と不安になっているらしい。
だがこれまでの自分の経験からして、志望動機に書く部分は
よほどマイナスの印象を与えるような要素を書かない限り、適当でも良いと考えている。
面接を同時にやるとなれば尚更だ。
紙に書かれた文字よりも、肉声でのやり取りから得られる印象や内容の方が心に強く残る。
採る側も気になる部分があれば普通に訊いてくるから、
履歴書には話を盛るような書き方はせずにストレートに書き、
面接で真意をはっきりと伝えた方が良い印象を与えられるし、履歴書に費やす力を節約できる。
雇ってもらう前から先方に尽くそうとする姿勢を見せすぎると、却って後で苦労するだろう。
自分が今の在宅での仕事を始めたのは、結局のところそうした社会人同士の打算的なコミュニケーションが嫌で
好きな事にのめり込みながら自分を表現できる仕事を求め続けたからだった。
就職した事よりも、就職に至るまでの経験の方が自分にとっては大事かもしれない。
自分がどんなことに向いているか、本当にやりたいのはどんな仕事なのかを見つめ直せば
就職へのストレスも無くなってくるのではないか、と思っている。