上昇の勢いがついた銘柄は調整に入り、再度上昇することが多い。
その調整から再上昇する初動を掴めてその日の高値或いはそれ以上の利益を狙う。
A:銘柄選定
とにかく上昇するエネルギーが強い銘柄。例えば、
1.大きなニュースが出た銘柄
2.大きなギャップアップする銘柄
3.連日ストップ高で寄り付いた銘柄
4.明らかに先日より出出来高が膨らんだ銘柄
5.最高値更新する銘柄
6.IPO初日、或いは上昇トレンドの直近IPO
B:エントリーとエグジット
1.上記の銘柄が出てくるとまず監視リストに載せて、寄り付き後の動きを確認
2.5分足の出来高が半減、或いは十分に減少したら買いの準備(この5分足を5分足Aとする)
(明らかに当日最小出来高は理想的)
3.次の5分足で、5分足Aの高値更新したら買いの逆指値注文(この5分足を5分足Bとする)
4.もし次の5分足は更に出来高減少した場合は、逆指値の高値を次の5分足の高値に変更
5.損きりは5分足A以降の安値を切ったところ
6.目指すのは前回の高値、当日の高値。
C:注意点
1.次の5分足は、一旦前の5分足(5分足A)の安値を割って、再度前の5分足(5分足A)の高値を更新する場合は、より精度が高くなる。
それは一本の5分足で完成する場合もあるし、2本の5分足で完成する場合もある。
それ以上かかる場合は一旦見送ったほうが無難。
2.目標価格に届かないうちに下落した場合。
基本目標価格まで待つか、損切って終わるか。
ただ目標価格まで上昇できなかったが、それなりに上昇したので、そこから下落する場合は手仕舞いするかどうか結構悩むことが多い。 株価が戻る場合は一気に戻ることもあるが、特に最初は上下しながら上昇していくことも多いので、できれば我慢して目標価格までに待つことにしたい。
2.1.まず買ったその5分足(5分足B)内は、損切りがかかるまで手仕舞いするべきではない
2.2.買ったその5分足(5分足B)の出来高は明らかに前の5分足(5分足A)より高い場合は、その出来高を上回る勢いで下落が見られなければ基本ホールドすべき。
2.3.節目で、強力なRejectionが見せた場合は一旦手仕舞い。
2.4.後はその日の損益状況によるが、すでに利益が積んでいれば多少下落しても損切るまでに様子見。すでに損している場合は、確実に利益を残すために、下落のサインがあったら少し早めに利益を確定。
2.5.損切り幅が大きい場合、特にCの1.で書いたように、最も良いパターンは5分足Aの安値を一旦切って、再度Aの高値を更新することなので、特にその場合は損きりの幅も(5分足Bの幅)広くなるので、損切額が大きくなってしまう。
ただそれでもエントリーのサインとして精度は高いのでエントリーすべき。
その場合に、損きり額を5分足Bの最安値ではなく、固定で株価の1%に設定。
例えば2000-3000円の株価であれば30ポイントを損切り幅に。
それで精度高いエントリーと、限定的損きりの両立を図る。
3.Flash(急落)
上昇の勢いがある銘柄は、Flashすることも多い、特に新興市場。
これはいつ起きるかわからないので、予測しようがないが、前の高値更新前後でFlashすることが多い。
それを防ぐために、
3.1. まず最初に買い注文が約定後に必ず損切りを入れた売り注文を入れること。
3.2. 途中で大きな出来高が出た場合は基本その5分足を下回ると下落のトレンドになることが多いので、損きりのラインをその安値に修正
3.3. 高値更新するときは、正常の場合は更新後勢いよく上昇することが多い。上昇せず下落した場合は一旦手仕舞い。例えば2651の前高値を更新した場合は、もしブレークは本物であれば下がることないので上昇する。なので、高値更新を確認したらすぐに損きり額を2639とか、そのあたりに設定しておく。そうすると偽物のブレークに合われてFlashされても、損失は最小限にとどめる。
4.2度チャンス(勢いよく上昇後に再度仕掛けのポイントまで下落)
もし下落で手仕舞いした場合に、2度目のチャンスが訪れることもある。
下記図のように、最初の5分足Aからスタートして、5分足Bでエントリーできて、その直後の5分足はAの高値付近まで下がっている。
そこは再度仕掛けのチャンス。ただ条件は:
・ 5分足B以降は勢いよく上昇した
・ 下落は急落。5分足Bの次の5分足、或いはそのまた次の5分足以内であれば有効。あまり長くなると下落トレンドに入ってしまう。