トレードは結局自分との戦い。
わからないところから、勉強してトレードしてみて、いろんな教訓、経験が積み上がる。
仮にそれは全部正しいことを学んだとしても、儲かるとは限らない。
最後にボタンをタイミング良く押すレベルに達すのは考えていたより時間がかかって、
ハードルが高い。
要するに 知る から 出来る までの道は長い。
知るだけではトレードで勝てない。
上がったら更に上がると思って売らずに利益を逃してしまう。
急落しても、それはすぐにもう少し戻るでしょうと思って、損を拡大してしまう。
急落に急落して、怖くなって売る。そうすると株価はそこで底を打って回転する。
人間の欲望と恐怖で、計画した通りのルールで注文のボタンを押せなくなる。
人間である以上、それはある意味仕方がない。
それを避けるために、考え方、手順をシンプルにして、
無意識的にでも行動できるように、頭と体に叩き込む。
そこで自分なりに纏めたのはこちら。
①逆指値でエントリーの注文。
エントリーの手法は色々あるけど、
ポイントはその時になって色々考えないで、予め考えたプランで淡々と実施。
それはうまく行かなかったら、エントリーの手法を見直す。
これは最初の手順で、一番易しく、無難実施できる部分。
②エントリーした後は、すぐに損切り注文を入れる
ブレイクアウトで買い/売りの注文する場合が多いが、
騙しのブレイクアウトの場合は、株価は逆転して急落する場合が多い。
しかも瞬間的に動くので、気づいて注文を入れるのは無理。
このような暴落に何度もやられて出た教訓は、買った後はすぐに損切り注文を設定。
実際の売りたい値段はその後注文の変更で調整する。
細かく損切しても、損切貧乏になる場合があるが、
暴落に見舞われると何回分の損切も飛んでしまうので、必ず実行。
③最初の1分チャートまたは3分チャートに長い上髭ができたら、一旦同値でも売る。
儲かることばかりに考えないで、損を如何に避けるかを優先的に考えるべき。
仮にその後株価は上がっても、儲からないだけなので損することはない。
再度別のチャンスを見つけば良い。
④値が飛んだら必ず利益があるうちに手仕舞
どこで売るのかは一番むずかしい問題。
長い上髭が出来たら売る。
移動平均線を下回った売る。
この二パターンに徹底する。
最悪同値で逃げる。
一度急騰した株価は利益があるうちに売却して利益で確定する。
⑤上昇する限り持ち続ける
逆に 長い上髭もなく、移動平均線も下回っていない場合は持ち続けるべき。
急上昇する株価は板の変化も凄まじいので、それだけに翻弄されないで、
チャートもしっかり確認。
上昇トレンド維持している限り売らない。
要するにどこまで上がるのかは安易に想定しない方が良い。
明確な抵抗ラインがあれば一旦売却でもよいが、
その後継続的に上昇する場合は次のエントリーポイントが難しくなる。
※ソフトバンクグループ等の銘柄はマザーズなどの軽い銘柄とは違って
行き過ぎは割と限定的なので、ある程度のラインで利益確定して、再度仕掛けるのもある。
また、出来高が大きく上昇した場合は方向転換の可能性が高いので、一旦手仕舞いのも良い。
⑥ 5分でで動かない場合は手仕舞い。或いは損切ラインをすぐ近くに変更設定
ブレイクアウトで買った/売ったものの、上げも下げもせず株価は動かない。
その場合は、1-2本の分足チャートを目安に、手仕舞い。
もしそうしたくない場合は、最低でも
損切ラインをその1-2本の分チャートの安値に設定変更しないといけない。
そうすることで株価が急に逆方向に動いた場合に損を最小限に抑えられる。
これの手順で、損は小さく抑えて、
上手にトレンドに乗った場合は高い利益が得られる。
相場環境が良いときはかなり期待できると思う。
相場はあまり動かない場合は、エントリーの頻度を減らし、資金サイズを小さくする。
後はどこまで忠実に実施できるかは自分にとっては一番の問題。
日々は訓練だと思って、できるだけ多くのトレードを行って見て、
その手順を実行できるようにしたい。
損切貧乏にならないよう、エントリーの品質を高めなければいけない。
こちらは今後の課題として経験を積み上げていく。