普段は出来高が多くても200万、300万の銘柄がある日突然1000万の出来高ができた。

そうなった背景は色々あると思うが、その後の相場はどんな流れになるのかについて実例を持って考える。

(500円以下の銘柄は対象外。)

 

1.1000万出来高の後に、下がるケースもあるが、上がるケースが多い。

2.1000万出来高の後に、調整安値までにかかった日数を見ると、大体3つのパターンが見えてくる。

  ア、翌日、翌々日、1000万出来高当日の高値付近で少し調整して高値更新。調整目安5%。

  イ、一週間程度の調整で、当日の高値と前日の高値の間を40%-60%を調整して、高値を更新。

  ウ、調整が失敗して、高値更新ならず、調整安値を更新。

 

失敗するケースを避けられれば、かなりの確率で高値更新狙えるので、研究/実験していく価値はあるかなと思う。

 

失敗しそうなパターン:

1.窓がなく、前日のロウソクの中からスタートして高値まで押し上げていく。考えられることとして、値幅の動きが広いので、資金はその中で逃げてしまった。

2.1000万出来高当日は異常に長い上髭。これも資金が逃げてしまった可能性があるので要注意。

 

1000万出来高が見つかった後に:

1.翌日は手を出さずに、静かに見るだけ。

  もし翌日の終値が明らかに上回るなら、出来高は減少していれば終値で買い。

2.翌日以降、5%前後の調整でしたら、高値更新で買いエントリー。損切は調整最安値に設定。

3.翌日以降、高値から(前日高値の間を)4割調整があった場合は、調整最安値の翌日に終値で買いエントリー。 損切は調整最安値に設定。

 

こう見ると、6897ツインバード工業はまさに今は買い頃だ。

 

3659ネクソンも上昇パターンに当てはまる。

4000万の出来高があっても、その日の安値を割ることはなかったし。