介護・福祉に役立つ先端機器(介護ロボット)。CYBERDYNEは自律動作支援ロボットスーツ「HAL」を開発。菊池製作所は介護用マッスルスーツ。認知症見守りロボットも開発事例が多い。安川電機は、介護ベッドと車いす間の移乗を手助けする「移乗アシスト装置」が、経済産業省とテクノエイド協会が実施する「ロボット介護推進プロジェクト」に採択された。今仙電機製作所は「片脚式歩行支援機」を開発。富士ソフトのパルロはコミュニケーションロボットで、会話力・コミュニケーション力・癒し効果は様々なシーンで活用されている。パナソニック子会社のアクティブリンクは、重量物の上げ下ろし動作時の身体負担を軽減する「アシストスーツ AWN-02」を開発。
NEDO(新エネルギー・産業技術開発機構)によると、今後のロボットの普及を加味したロボットの将来市場予測は、2015年1.6兆円、2020年 2.9兆円、2025年5.3兆円、2035年9.7兆円とされている。製造業を始めとした現在市場が形成されている分野の成長に加え、医療ロボットや、福祉・介護ロボットなど、サービス分野を始めとした新たな分野へのロボットの普及に弾みがつく。 2015年度に予定されている介護保険制度の見直しで、介護保険が適用される介護ロボットが増加すれば、市場拡大の追い風になりそうだ。
7779 CYBERDYNE
3444 菊池製作所
6506 安川電機
6796 クラリオン
6977 日本抵抗器製作所
7266 今仙電機製作所
9749 富士ソフト