みなさん、こんばんわ。

 

本日は趣向を変えまして・・・

実は昨日映画を観に行ってましたんで、

そのことを書きたいと思います!

 

宝塚ファンである皆さんなら

絶対に知っているであろう・・・笑

あの方の人生の映画ですよ!!!

 

デュ・バリー婦人!!!

 

な???

絶対に知ってるやろ??

 

というワケで、事のいきさつはこうですww

 

まあ・・・俺の相方のズカ男が

 

「おい!!俺花組もなくてヒマなんやから

お前土曜日付き合えや!!

おもろいもん見せたるから!」

 

「〇時に梅田に来いや!」

 

と呼び出され・・・

OSKのなんかなんかな・・?と

思いつつ向かいましたところ、

 

「本日はコレを観てフランスの歴史を

勉強しなおすいい機会としたいと

思います!」

 

との事・・・・笑

しかしこれがなかなか凄かった( ゚Д゚)!

宝塚ファンである俺らは観ておいた方が

ええように思う!

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この時代のフランスと言いますと、

俺らの中では、ベルばらに慣らされてますんで、

デュ・バリー婦人と言いますと、

ルイ15世の公式寵姫であり、

マリー・アントワネットにコケにされ・・

自身も高慢ちきなイヤーな女!として

書かれてたかな?という記憶なんですが。

いわゆるわかりやすい適役ポジションですよね。笑

 

 

この映画はデュ・バリー婦人の生きざまを

書いている映画やったんで、

デュ・バリー婦人側から観た自身の人生が

描かれとったんですよね。

 

つまり、ベルばらで知ってるような

デュ・バリーではまったくない!という

ことなんですよ。

 

この方は私生児で生まれ・・

母親と一緒に引き取られたいい家で

何故か教養を身に着けるために修道院に

送られ・・修道院から戻ってきたら、

いい家の旦那さんが誘惑されかけてしまい、

奉公みたいなんに出されるんですが、

奉公先でも多分男女関係の問題を起こして

しまい、

しまいには高級娼婦まがいの生活を

送るようになり・・・デュ・バリー伯爵に

手米にされて囲われる生活を送るワケです。

 

しかしありがちなように、この時代のことですから、

デュ・バリー伯爵にもいいように使われ、

ポンパドゥール夫人という公式寵姫を亡くした

ルイ15世に送られるため、国王との謁見を果たす

ワケになるんですが・・・

 

ここが映画を観てて最大の謎すぎた!!

 

鏡の間でですよ・・・

国王と元の名をジャンヌというデュ・バリーが

出会うシーン・・・・

 

めっちゃおばちゃんやんか!!!!笑

 

という想いを抱くと思う・・・・笑

 

なんで国王が立ち止まって彼女を見つめるんか

全く意味不明なくらい、ジャンヌ役をやってる人が

オバハンなワケですよ!笑

 

調べてみると・・・監督をやってる

マイウェンさんという人が演じてるみたい

なんですが、

俺とズカ男は

 

「最大の欠点はこのオバハンやで、

まったくよぉおおおおお!!!!」

 

という意見で一致ww

 

これが宝塚であれば絶世の美女が

とんでもない綺麗なドレスで立ち居振る舞う

のによ・・と思わざるを得ません!!!

 

話がそれました、すんません。

 

ほんでまあ国王とジャンヌが出会い、

見つめあい、国王はジャンヌを公式寵姫に

したいんやけど、身分がないから

部下に「なんとかせえよ!」と言い放ち・・

 

部下は

「ほんならデュ・バリー伯爵と結婚

させて、公式寵姫にしよか!」と

画策し、

 

とっとと結婚させて宮殿に上がらせるんですな!

※史実ではどうも伯爵は結婚してたようで、

弟と結婚させたらしいでww

 

そっから国王と晴れてめでたく爵位のついた

デュ・バリー伯爵夫人の蜜月が

描かれるわけですよ。

 

鏡の間での皆様へのお披露目シーンなんて

圧巻ですよ!

惜しむらくはマジでキャスト!

あのドレスはほかの方に着ていただきたい!!

 

いろいろ、ええええ??

と思われるようなシーンもあり、

特に国王からのプレゼントや!言うて

黒人の奴隷?の子供を贈られるシーン

なんかは度肝を抜きましたが・・

 

これも史実によりますと、

ザモア君と言いまして実際におった

ようですね!

↓左下におりますやろ?

当時は動物扱いなみたいな感じやった

んでしょうね。

ただ!映画の書き方は違う!

ザモア君は婦人からはちゃんと人として

扱われてた!というとこを強調して

ましたよ!

※しかし、フランス革命が起こり

婦人がパリに戻ってきたときは

不利な証言をして断頭台送りにしたんやから

何らかの恨みはあったんやと思う。

 

ほんでそうこうしてるうちに、

フランスから例の嫁さんがお嫁入りして

くるんですが、

ここから皆さんもよくご存じの

ルイ15世の娘3人によるイジワルが

見どころですね!笑

 

まるでレミゼのテナルディエですか!

みたいな娘3人のカツラがマジ

面白い!!笑

 

ベルばらでもよくありましたように、

身分の低い人から高い人に話しかけ

られないようになってますんで、

マリーが婦人に声をかけるかかけないか!

というとこもちゃんと描かれてましたよね!

 

ほんでよくご存じのように

ルイ15世は天然痘にやられるんですが・・

そこでデュ・バリー婦人は失脚し・・

となるんですが。

 

最後のお別れはさせられたというのに、

ほんまに馬車に乗って修道院送りに

なる前に、国王の部屋まで走っていき、

最後のお別れを言うあたりの演出は

ウルっときましたね。

 

この映画を観ると、

デュ・バリー婦人は実はええ人なん

ちゃうやろか?と思いますww

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物語はさざ波のようで、盛り上がりには

欠けるんですが、この方の見方が

ある意味変わるいい作品でしたね。

 

惜しむらくは・・

 

①デュ・バリー婦人が年寄りすぎ

史実では出会いの時は、

国王58歳、ジャンヌは25歳とされてます。

ちょっとオバハンすぎましたよ!

 

②マリーの嫁入りをもっと派手に!

もっと派手に書かないと、寵姫と

血筋のいいほんまの姫さんとの対比が

わかりにくい!

 

③マリーの旦那がかっこよすぎ!笑

ルイ16世はデブで愚鈍というイメージやけど、

イケメン長身やったですよ!笑

 

という具合でしょうか。

 

しかし国王崩御の際には

礼拝堂で祈りを捧げる若夫婦のシーンは

あったしで、

 

「おおおお!!知ってるで、そのシーン!」

 

となりますし、ベルばらファンには

堪らない作品かと思いますww

 

梅田のええとこは

映画が終わってたこ焼き食いながら

あーでもないこーでもないと

語り合えるとこですねww

本日はズカ男とたこ焼きを食いながら

酒を浴びるように飲み・・・

「この映画は宝塚でやるなら

バウがちょうどええ!!」と盛り上がり、

勝手に配役を考えてましたww

 

ほんで、

明日の月組先着をどこで取るのか!

というのをお互い決めて帰路につきました。

 

酔っぱらったズカ男が

「俺はお前とれいこと海ちゃんの

最後を絶対に見送りたいんや!!

俺ら別箱も全部観てきたんやから

最後も一緒に観ようや!!」

 

と涙ながらに話すもんですから・・

 

俺絶対明日の月組頑張るで!!

と妙に燃えてきました!笑

 

 

では!

 

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