みなさん、こんばんわ。
ほんまは休演日あけで
検査ひっかかって休演になったら
どないしよ・・とビクビクしながら
車運転してましたが・・・
無事に開幕することができて良かった!
そんなワケで今日は
「ベアタ・ベアトリクス」
行ってきました!!
↓このまんまの極美慎でしたねww
まずもって一番ビックリしたのは( ゚Д゚)!!
極美慎が
マジで覚醒しとる━━━━(゚∀゚)━━━━!!
この感覚は・・・そうやあれや。
今年の春に冬霞の巴里を観たときに
聖乃あすかが覚醒しとった感覚と
一緒や!!
というくらいですね、なんかいつも
スカステで見てるぽやんぽやんしてる
極美慎ではなかったんですよ!!
もう立派なメンズやったんですわ!!
ということをまずはお伝えしたい笑
以下激しくネタバレしますので
ご注意です!!
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物語も普通に起承転結が整ってて
良かったと思います。
1幕冒頭の追っかけっこの場面なんか
普通に可愛かったですしねww
けど本作は何といっても
クズっぷりの極美慎が観れる。
ここに尽きるんじゃないでしょうか。
簡単に言いますと、
イケてない画家仲間(碧海たち)に優等生の
エヴァレット(天飛)が加わり、
ひょんなことからアカデミーに絵を出展
しないといけなくなる。
それやったらモデル探さなあかんでな、
ということでそうや、冒頭出会った
帽子屋の姉ちゃん(リジー小桜)にしよ!
と思いたち、モデルにさせる。
ほんで画家仲間+天飛で必死で絵を
仕上げていくんですが、
極美含む画家仲間は基礎がなってないから
ひたすら天飛に指導を受ける。
この指導のときの場面で出てくる
あるシーンも実はエヴァレットが書いた
この絵がモデルとなってましたね。
↓左手前のオッサンが右足ピョコーンって
出してるとこも、極美慎がやってました笑
ほんで、そのアカデミーに出展した作品は
ラスキン(ひろ香祐)に評価されるんですね。
しかしやっぱりラスキンも目の付け所がよく
こっそり天飛だけを呼び出し
「君の作品が一番やから、あれよ、
今度は君がリジー書いたらええねん。
ほんで出世したらええねや」
的なことを言うんですわ。
そんなん・・・言われたら
友達の女やねんし・・でも出世もしたいし・・
ちゅうことで悩みますやんか。
でも結局ロセッティにちょっとリジー
貸してくれやちゅうことで書き上げたのが
↓オフィーリアやったということです。
ここの舞台演出がものすごい綺麗でしたね。
舞台上でこのオフィーリアの絵が
再現されててビックリしました!!
もうほんで極美慎はこのオフィーリアを
見てショックを受けるわけですわ。
「俺にはこんな風にリジーは書けん・・・」と。
さらに、エヴァレットは本作のヒットで
アカデミーの会員になるわけですわ。
今まで一緒にやってきた画家仲間たちも
「もう一緒にやってられるけ!!」ちゅう感じで
バラバラになるわけです。
※碧海さんだけはひたすらロセッティに
ついていきますが。
創作意欲を失ったロセッティは
どこぞでラスキンから依頼された
壁画制作をしてるんやけど、
なんせリジーを題材に描く気力がないもんやから
そこでできた手下(ウィリアムモリス大希颯)に
誘われ・・
「ほんなら気分転換に芝居でも観にいこや!」
ってな感じで行った芝居小屋で
ジェイン(水乃ゆり)に出会ってしまう。
コレや!!\(≧U≦)/
俺が求めてたファムファタルは!!
ということで今度はリジーほったらかして
ジェインに入れあげるんですが、
「あんた結婚してるやんか、
それやしあんたの手下(大希)にコクられた
から結婚するわ」
言うて、ジェインは大希と結婚するんですね。
ほんでしゃあなしにリジーをモデルに
描こかいな・・と思うんですが、
自分の思うように行かんから
「お前なんかどっか行け!!」的な
セリフを言うもんですから・・・
リジーは落ち込んで自殺してしもた。
ここまでで1幕ですよ。
濃いわー・・・
濃い!!!
ぐいぐい引き込まれますよ!!
オッサンは幕間にヒロイン(リジー)1幕で
死んだけど、2幕どないすんのやろ・・と
喫煙所で考えてました笑
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じゃあ2幕。
いきなり葬式シーンから始まります。
一方でラスキンが入れあげたエヴァレットですが、
最近なんかキナ臭いことになってんで。
みたいな話があって・・
場面はスコットランドのラスキンの別荘です。
ここで、エヴァレットはラスキンの自画像を
描く依頼を受けたから行ったんやが・・・
↓コレですね
ラスキンには若い嫁さん(瑠璃ちゃん)が
おるんですけど・・
もうご想像の通りですよ!!
2人きりになったときに、
瑠璃ちゃんが
「わたし・・・結婚はうまく
いってないの・・・あの人は
私を愛してるわけじゃないのよ・・」
ということでがっつりモーションかけて
くるんですよ!!!
そんなん言われたら・・・・
「もうそんなんやったら俺が幸せに
したんでーーーー!!」ちゅう勢いで
エヴァレットもくらいついてきて、
愛の逃避行の始まりやんか!!です笑
一方クサクサしてる極美慎ですが、
2幕はひたすら酔っぱらってるクズです。
碧海さんだけが彼の近くにおって
ひたすらまともに支えようとしてるんですけどね。
いっこも言うこときかんで、コイツ。
みたいな感じでしたねww
しまいにゃ、その辺でケンカなんかして
ボコられて這いつくばってるとこを
久しぶりのジェインに助けてもらうんスよ。
ほんならジェインも
「やっぱりあんたのことが好きなんよ!」
みたいなこと言い出すし、
極美もやっぱそうやんな!
モデルやってくれやーー!!ということで
不倫してるとこを旦那(大希)に発見される・・
というありがちな結末に。
もうほんでずっとオフィーリアの亡霊に
取り憑かれてんですが、抜け出す気配もなく
ついには自殺まがいのことをしてしまう。
ほんであの世と思わしきとこで
リジーと会うワケです。
あんなにボコボコにされたのに
ひたすらリジーはいい子でね、
「あなたの夢は私の夢なんだから
まだ頑張ろう!
あなたのベアトリーチェを描こうよ!」
って諭してあげてですね、
目覚めたら病院のベッドに極美慎。
横にはエヴァレット。
やっぱりさ、俺たちいろいろあったけど、
画家は絵で戦わないとあかんねんし、
絵で勝負しよ!
みたいなことになり、
なんやかんやと、ジェインの旦那に用意
してもらったアトリエで
書き上げたのが
コレ。
↓ベアタ・ベアトリクス
この世で最も美しいベアトリーチェ
ということで物語はジエンドとなり、
冒頭の楽しかったみんな若かったときの
ロンドンの街で踊り、
終わるわけです。
なんやしらんけど、この場面で
多幸感を味わえる!笑
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リジーとラスキンがなんか救われへんなとは
思いますが、面白かったですね!
熊倉先生ですか、お初の人ですけど、
良かったと思います!
今後も楽しみですやんか(^^)/
歌も多く、極美慎もよく応えてたと
思います!
音程外すとかはなかったんで、
だいぶ練習積んだんやろうなあ!と
成長ぶりを感じました!
2幕からはみんなそれなりに年月が
たってるので、ひげをつけたり等で
工夫してましたけど、
なぜか極美慎だけはそのまんま笑
彼女、陽の属性が強いじゃないですか。
だからクズの役をやっても
悲惨なことになっても、なぜか
キラキラ部分が隠せないというところは
あると思いますね。
終始…輝いてたもんな!!笑
1幕の帽子屋での出会い・・・
あれは女性がもう
キャーーーーーーってなると思いますよ!
うちのズカ男もそろそろ行くと思うんで
また感想を聞きたいところですww





