北海道旅行の最終日。
朝起きたら、右足の太腿の外側も内側も筋肉痛になっていました。
骨折してからここまでしっかり筋肉痛になるのは初めて。
筋肉よ育って…!
この日の朝は諦めていた大浴場(露天風呂)にチャレンジしました。
というのも、友人から
「洗い場にシャワーチェアーが置いてあるから行けるかもしれないよ。」
という情報をもらったからです。
不安と期待を胸にいざ大浴場へ。
そして冒頭から躓きました。
脱衣所に行くためには靴を脱がないといけないのですが、靴を脱ぐための椅子がない。
ホテル内で過ごすときは室内に用意されてる雪駄を履いている方が多いのですが、
私は転倒の恐れがあるので常に靴を履いて移動していました。
雪駄なら椅子に座らなくても、着脱できると思ったのか?ああん?
友人に近くの棚に隠れていた謎のベンチを持ってきてもらい、靴を脱ぐことができました。
続いて脱衣所。今度は服を脱ぐための椅子がない。
友人に洗面台にある椅子をこっそり持ってきてもらい、服を脱ぐことができました。
ようやく洗い場へ。
シャワーチェアーは洗い場の端っこに正々堂々と置かれていました。
これまでの道のりを考えたら、シャワーチェアーが
「当ホテルは体の不自由な人にも配慮しています。」
というパフォーマンスの道具にしか見えなくなりました。
不自由を舐めるな!
そして手すりに掴まりながら、慎重にお湯につかり、
念願の大浴場の露天風呂にたどり着くことができました。
景色が綺麗だー!顔に当たる風が気持ちいいー!
友人たちが導いてくれたおかげです。有難う!
ホテルをチェックアウトして、新千歳空港へ移動。
そこではお土産を買いまくるというミッションがありました。
しかし、着いてから早々に足の体力が完全にゼロになりました。
リュックを背負いながら、疲労した足でめっちゃ広い空港内を歩くのは無理でした。
友人には負担をかけて大変申し訳なかったのですが、ここで車椅子のカードを切りました。
まずは、車椅子で休み、荷物番を引き受け、友人には自由行動をしてもらいました。
待っている間に、お店をひとつに絞って、自分が買いたい商品を決めて、
戻ってきた友人に代理で大量のお土産を買ってきてもらいました。
混雑する店の中をお土産持って歩き回り、レジの行列に並ぶ体力は私には残ってなかったです…。
買ったものはすべてその場で箱に詰めて宅急便で配送しました。
このとき、リュックを少しでも軽くするために、着替えとか箱に入れられるものは全部入れました。
そして遠くに住んでる姉へのお土産を買うために別のお店へ移動。
リュックを膝に抱えての自走は難しかったので、友人に車椅子を押してもらいました。
人が多すぎるうえに、皆、スーツケースの位置を気にしないで前を見て歩くので、
足に当たったらどうしようとドキドキしながらの移動でした。
車椅子の人の苦労を少しだけ味わいました。怖すぎる。
お店には車椅子で入れないので、気合を入れて杖をついて入店。
店頭でお酒の試飲を薦めているおばちゃんに、
お薦めのお酒を聞いて、それ買いますと言ったら、
なんとお酒を持って私と一緒にレジに並んでくれました。
おばちゃん……!
私「お仕事中断して大丈夫ですか?」
お「もう、あとは帰るだけだから気にしなくていいわよ~。」
おばちゃんはレジでカゴを渡して、颯爽といなくなりました。
振り返ったら普通に試飲のお仕事に戻っていました。
おばちゃん……!!(帰るだけじゃないの~)
お店の方の親切が私の右足に響きました。
有難う、おばちゃん。
これでお土産を買いまくるミッションを見事達成。
最後の体力を振り絞って飛行機に乗り、
無事に家に帰ることができました。
今回の旅行では「骨折する前だったら苦労しなかったのに」と、思う場面がたくさんありました。
足が辛くてできなかったことは、それなりにありました。
でも、制約があるなかで旅行を最大限楽しむことができました。
同行した友人たちの気遣いとサポートのおかげです。
本当に有難い!
また、この旅行のために一生懸命、足の調整をしてくださった、
理学療法士さんに対しても、とても感謝しています。
これからもリハビリを頑張って、いつか普通に歩けるようになって、
北海道旅行のリベンジができたらいいなと思います。
次はショコラティエ マサールのチョコソフトクリームを食べるぞ!
