旅4日目 最終日 京都
智積院宿坊宿泊者は朝のお勤めに参加できます。
希望者は5時40分にロビー集合
参加者約20名。インバウンドの方も多くいらっしゃいます。
若い親しみやすいお坊さまの案内で、お庭を通り金堂へ。
多くの僧侶の読経が響き渡る厳粛な空気 大日如来さまの前でお焼香 背筋が伸びる思いです。
明王殿でお護摩のお勤めに参拝。燃え上がる炎、響き渡る太鼓と読経は大変迫力があります。
法要後、お札を授けていただけます。
お勤めの後はお坊さまの案内で境内へ。
名勝庭園
大河ドラマ「べらぼう」第1回目田沼意次の屋敷として名勝庭園、長谷川等伯の襖絵などが登場しました。宿泊者だけの貸仕切り、静かに拝見できます。
襖絵の前での写真は映えます
茶寮桔梗で精進料理の朝食いただきました。
お鍋の中は厚揚げの焼き物。ご飯にピッタリのおかずばかりで白米、おかわりしてしまいます。
そしてお椀は根来汁。智積院が紀州の根来寺の塔頭であった歴史に由来します。お不動様にお供えした小豆が散らしてある優しい味わいのお吸い物です。
荷物は預けてチェックアウト。
京の夏の旅で特別公開中の下鴨神社⛩️に向かいます。
空はどんより、時々パラパラ雨。糺の森のおかげで傘は不要です。国宝本殿と神様の台所(大炊殿)、氷室が9月30日まで参拝できます。
本殿で神社の謂れを聞けるのですが日本語のみで外国の方用に英語のフリップなどあると親切かと思いました。
下鴨神社のお隣旧三井家下鴨別邸。母屋2階が特別公開されていました。三井家の菩提寺への墓参りのため年に一度別邸は利用されていたそうです。
なんと、優雅な三井家
鶴屋吉信の桔梗と冷たいお抹茶をいただきました。
素敵なお庭を眺めながらの優雅なひととき。私にとって京都旅行でとーてもしたいことです。
つづく