こんにちは。

大学院合格までの道のりは一通り終わったので、今回は番外編「孤独な大学院入試をどう乗り越えるか」について書きます!



大学院入試番外編:孤独な大学院入試をどう乗り越えるか

大学院入試は、本当に孤独なものだと思います。


僕の大学の同期は就活を始め、夏頃からはみんな内定が出たと喜んでいました。

そんな中僕はやっと研究室訪問を終わらせ、計画書の作成を黙々と行っていました。

親が忙しくて昼間も家にいないので、家で一人で論文読んだりする日々でした。

正直、テーマがなかなか絞れなかった時や計画書でダメ出しされた時は何度も「もう自分は研究に向いてないんじゃないかな、今からでも院諦めて秋採用に賭けるか?」とか考えましたし、友達からも「TOEICそんだけあるし今からでも就活間に合うよ」と励まされたこともありました。


それでも、大学でこれだけ興味を持った分野についてもっと知りたい、自分の研究で英語教育になんらかの貢献をしたいという気持ちでやっぱり大学院に傾きました。

この決断が合ってたかどうかは数年しないとわからないですし、研究がうまくいくかどうかもわかりませんが、少なくとも今は合格してよかったと思えます。

今回は一応合格まで辿り着いた僕が、どうやって外部大学院入試を乗り越えたかについて書きます!


・尊敬できる指導教授の力を借りた
これはかなり大きな要素でした。研究について右も左も分からないド素人の僕が、なんとかテーマを見つけ、計画書を書き上げ、合格まで辿り着けたのは間違いなくこの教授がいたからです。
読んでおくべき本、アカデミックな文章の書き方、大学院選びのコツなど、多くのことを教わりました。
この教授がいる自分の大学の大学院にそのまま進むことも考えましたが、やはり研究テーマ的には外部大学院の教授の方が近かったこともあり、迷った末に外部大学院を選びましたが、本当に感謝してます。

合格して真っ先に報告しに行くと、滅多に笑わない教授が今までで1番嬉しそうな笑顔で迎えてくれたのが印象的でした。
二言目には「でもこれからだぞ、まだまだ素人なんだからどんどん本を読むように」とアドバイスも忘れない人でした。

いくらやる気があっても、しっかりした計画書が書けなければ院試では多分普通に落とされるので、指導教授でなくとも、知識のある人(大学院対策予備校の講師など)からのアドバイスは大学院入試には不可欠だと思います。




・論文や文献を読むことはもちろん、それ以外にも情報を集めた
これも大事ですね。とにかく就活と違って周りに大学院行く友達もいなくて情報が少なかったので、ほとんど一人で情報集めに励みました。
日本の論文はすでに紹介したCiNii Articles で、海外の論文はこれを使って読みました。

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割と長い英語論文も読めたりするので、おすすめです。



文献はもちろん沢山買いましたが、それこそ欲しいもの全部買おうとすると大学生の財布には痛い額なので笑、自分の大学の図書館で借りるのがかなり役立ちました。

僕が生まれた時ぐらいの古い学術書も書庫に置いてたりするので驚きましたね。

自分の大学にない文献は、他の大学まで出向いてコピーを取ったりしました。
大学にはOPACという検索システムを備えているところもあるので、その大学の図書館ページを見て外部者でも利用可能か確かめるといいと思います!


また、プロの視点からの大学院対策を知るために、大学院対策予備校が開催していた無料大学院進学説明会に参加しました。結局予備校には通わなかったのですが、その時もらった大学院入試の流れをまとめたパンフレットはかなり役立ちました。また、研究計画書の重要性もこの説明会で再確認しました。

あと、修了後の進路を考える上で参考にするため、就活での各業界での大学院卒の方の活躍なども確認しました。

自分と同じように文系大学院進学を選んだ方のブログを読んだりもして、士気を高めることもしました!




・辛くなった時は友達に相談したり、好きなことをして気分転換した
これも結果的にはやってよかったです、というかやらなかったらヤバかったかも笑

一人大学で頭の回転が速くて頼りになる親友がいて、彼によく相談してました。彼は就活で自分とは違う道でしたが、お互いの日々の苦労をバカらしい話も混ぜて言い合ったりしてました。笑
電話で宿題について聞くだけの予定なのに、脱線して数時間話し込んだりするほどの仲でした笑

彼の励ましも大きかったです。



それと、僕は温泉が好きで、一人でゆっくりしつつ考え事をしたい時とか、TOEICや英検、大学のテストなどの緊張の疲れを癒す時は決まって温泉に行ってました♨️

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これからの進路のこと、自分が好きなこと、自分がしたいことなど、色々湯に浸かりながら考えてました。

温泉では、ゲームでいうと自分のHPゲージ(体力)がマックスに回復します笑



気分転換では、
家で一人で一日中堅い論文を読むのがかなり辛かったので笑 、たまに一日限定で論文や研究のことを考えるのを一切やめて、電車で家から離れた田舎の景色を見に行ってました。

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ここでのんびり音楽を聴いてボーッとすると、不思議と帰ってからまた頑張れる力がもらえたんです。自然ってなんかパワーを持ってる気がします。


気分転換は本当に大事でした。
頑張る時は頑張って、たまに息抜きする。
このサイクルは、これからも役立つと思います。





では最後に締めくくりとして、大学院で迷った時考えるといいことを書きます。

ベタですが笑 、
迷った時は

自分がこれからどうなりたくて、何がしたいのか 

を常に具体的に意識することが大事、というのが僕の考えです。


僕も、
なんらかの形で英語教育に貢献したい、英語教育の面で自分が尊敬する人達に近付きたいという考えがあったからからこそ、色々頑張ってこれたのだと思います。
 



以上で、大学院合格シリーズを終わります!

お読みいただいた方ありがとうございました🙇

これからはまた英語学習に加えて研究のこともちょくちょく書いていければと思います😄