2013年6月よりメニューの変更、価格改定などをさせていただくこととなりますご了承くださいませ | daylight kitchenのブログ

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「デイライトキッチン」は、渋谷・桜丘町にあるナチュラルフード&スイーツカフェです。everyday natural foodをコンセプトに太陽と大地のエネルギーいっぱいの食材を使って、大人も子どもも安心、ココロとカラダが喜ぶ自然なごはんお届けします。

まず、直近の半日クローズの予定から御案内をいたします。

5月31日金曜日 お貸切のため

6月3日月曜日 スタッフMTGのため

この両日は通常営業はランチタイムのみ、

ディナーの通常営業はございませんのでご注意くださいませ。


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さて、デイライトキッチンもまる三年やってきて、7月に4年目に突入しようという

時を迎えています。

オープンさせて8カ月後に311があり、右往左往しとにもかくにも一生懸命

やって参りました。

やっとこさ「ああ、ここまでやってきてよかった」と思える日々が在るのも、

ひとえに支えてくださったお客様あってのことです、本当に有難うございます。


そしてお客様とともに支えてくださっているのがやはり何はさておき

「生産者」の皆さまです。この方たちが作物を作り続けてくださることによって

私たちは初めてお食事のご提供を皆さまにできる、わけです。

さらにはスタッフ。

もちろん今でもスタッフの共通言語は色々な意味で「サスティナブル」を目指そう、

という言葉であることには変わりませんが、それも少しずつ本当に持続可能であることが

見え始めた4年目イブ、今年のスローガンはこのブログ記事でも一度綴った

ことがあると思います。

「お客様を裏切らない食材選び」ということに定め、食材選定を今一度徹底し、

日々の精進をしております。

食材を選定するので・・・・ということを理由にしてはならないと思います。


ただ、実はだいぶ以前より、どこかで、どこかで価格改定に踏み切らなくては

ならなくなるであろう、ということは私どもの頭の中では刻まれてはあったのですが、

では、何時、どのタイミングで、

という点におきましては図りかねておりました。


ここがタイミング、ということではけっして無い、のですが、

だからといって何時かどこかのタイミングで価格改定のお願いを

しなくてはならない、というのが現実でした。


6月5日の『芒種』という時期にて、全てにおいてではございませんが

若干のカテゴリーで価格改定のお願いをさせていただくこととなります。


大きなカテゴリーとしては、

ディナーのお時間のアラカルト類。

そして土日祝日にご提供している

お昼ごはんのブランチセット。

また、お子様のメニュー、スイーツ、などの

カテゴリーから少しずつ値上げをさせていただくことと

なりますので、どうぞ、何とぞご了承をお願いいたします。


ただ、

デイライトキッチンの値上げにつきましては、輸入品が上がっている

ということとは関係ございません。

ご提供させていただいている食材はそのほとんどが

国内で生産されたものです。(一部輸入のオーガニック食材がございます)


1点、これも値上げの理由にしてはならないのですが、

私どもはまず信頼のおける生産者様と出会い、その方々からの

ご提示金額から値下げの交渉をすることは一切ありません。

言い値で買い取りいたします。

もちろん、それでぼったくるような方々とはお付き合いそのものを

いたしません。

だいぶ以前のブログ記事に綴らせていただいたかと思いますが、

実はこれまでも今でもメインのお取引先である築地御厨さんから納入される

野菜の中には慣行栽培も含まれております。

そのココロとしては御厨さんそのものが推奨されている

「旬」であること、のほうが慣行なのか有機なのかより優先される、

ということに対して賛同している面もあったからです。

しかしながら、だんだんと、私どもの中にこの店を

完全にオーガニックだと思ってご来店されている方への、

それは裏切り行為ではないか、と考えだしました。

そして築地御厨にも、できるかぎり有機・無農薬・自然栽培での

お野菜のお取引をこれまで以上に頑張っていただけるよう働きかける

と同時に、以前も記しました通り、来年度からの作付から御一緒できる

ような生産者さん集団を探して現在奔走中です。

私たちがそのような生産者様たちとお付き合いをスタートした場合、

長きに渡ってのお付き合いであることが当然必要となり、

それは、私たちが最低限、商いを続けていくこと、それが

責任となります。


また、実は昨年4月4日の清明の時節より1年強続けてまいりました

「種から自然の元気野菜プレート」を食数を増やせない、召し上がって

いただけるお客様が少なすぎることから一旦取りやめ、

かわりに通常メニューでご提供している「デリプレート」そのものに

使用する野菜をそのほとんど(すべてと言ってもよい程度)を

デイライトでは「元気野菜」と呼んでいる在来種・固定種・自家採種の

お野菜を使用することと決めました。

そのため、各地の生産者様から取り寄せるお野菜ボックスについて、

これまでの倍に近い納入をお願いしなくては賄えない場合も出てまいりました。


これらのことを書き綴って「こだわっているのだからしかたない・・・」というのは

確かに店の勝手な都合かと思います。

実は、まだ夢見ている食材がありますが、今の値段設定だと使用できず、

また、逆に価格をこれ以上上げてまで、皆さんがそれに切り替えて召し上がり

たいかどうか、迷い続けている食材もあるのも事実です。

まず、第一が「米」です。

岩手遠野の風土農園さんからササシグレを取り寄せて(放射性物質検査も独自で実地)、

あの米を皆さんにも召し上がっていただきたい!!と切に願いつつ、

そこまではまだ踏み切れずにおります。恐らく、セット値段をあと100円ほどアップ

させていただく必要が出てきてしまいます。

もちろん、現在提供している石川県の六星さんから取り寄せている

減農薬の白山米こしひかりも美味しいのです。それが大前提です。

なので、それってただ個人のこだわりなの?それとも・・・・

いえいえ、でも、やはりデイライトキッチンの役割は家族でやっている

小規模農家さんとの本当に正直なお付き合いにある・・・とも思うのです。


これだけは言えます。

私どもは本気で考えています。

コストを削減するために、添加物まみれでわけのわからない

安価な食材を使用するということは、

飲食業としては犯罪に近いとすら思う行為であり、

これから妊娠出産などを控えるような若い方々から、

お母様が安心して子供にも食べさせられて、もちろん仕事を

ばりばりこなさなくてはならないビジネスマンの方まで、

いえいえ、全人類!?人類だけではないですよね、自然に地球に、

NOを突き付けるような行為だと思っています。


もちろん、毎日の食事として取り入れられるほどカジュアルな価格帯で

そういったお野菜、食材が手に入るような世の中になればそれは

本当に望むところではあるのですが、

たった数十年ほどで、こんなにも、そんなことが程遠い世の中に

してしまったのも私たち「人」という存在そのもの。


「そんなこと言ったってしかたないじゃない」

「いまどき、多少の農薬、添加物、がたがた言っても無理」

という御意見をいただくのでしょうか。


ただ、だとしたら、

「私どもの役割はそこには無い」

というのがデイライトキッチンのスタンスなのかと思います。


そして

「私どもの役割はこれである」

ということを軸にこれからも商いを続けていきます。


やがて少しでも、私たちと同じような食材を扱う店が

今よりさらに増えて、飲食業ってものそのものが

世の中で果たす役割、貢献が、よきものとなっていくことを

願って。


と、価格改定のお願いにもかかわらず、

このような暑苦しい語り口調、大変失礼しております。


どうぞ、御容赦いただけましたら幸いです。


そしてどうぞ6月5日『芒種』から、各種カテゴリーより少しずつ価格が上がる

デイライトキッチンですが、なにとぞこれまでと変わらぬお付き合いをいただけ

ましたらありがたく、何とぞよろしくお願いいたします。


スタッフ一同、皆さまにご満足いただけるお料理とサービスの向上に

これまで以上に努めてまいります。


この記事を、最後まで読んでいただきまして有難うございました。

デイライトキッチン 店主 塚本サイコ