その1.下の子の発達検査 | 時間と日にちと曜日と自分と。

時間と日にちと曜日と自分と。

頭に浮かんでは消える気持ちを徒然なるままに・・・

小学一年生の時、入学3日目にして「オレは絶対あんなとこには行かない」と豪語して登校拒否した下の子(笑)。


それでもなんとか説得して行くようになったものの、なかなか字が覚えられない。数の概念は解るけど、“ひとつ”は“1”という文字だと一致しにくい。平仮名も、例えば“け”は、五十音の表のあそこにある文字…と場所で覚えていた。


すぐに担任の先生に相談したところ、「保育園時代に全く字を教えてなかったのならこんなもんですよ。もう少し様子を見ましょう。」と言われたものの、やっぱり上の子との違いが目に付く。この時の不安と苛々といったら抑えがたいものがありましたな…大分忘れたけど(笑)。


今ここで懺悔すると、この時下の子にすごく怒りをぶつけてしまって、それを思い出すと今でも情けなさで泣けてくるんですわ。

そういう焦りや怒りはわたし自身の問題であって、下の子には関係ない事やからな~。後で上の子から「寝る時 ずーっと泣いてたで」と言われて猛省しても後の祭…。

多分、こういう親の在り方が、子どもの自己肯定感を下げてるんやと思いますわ。


その後、担任の先生から「先日、授業中に泣き出しまして…。字が読めない事が本当に辛かったみたいです。以前様子を見ましょうとお伝えしましたが、本人自身が本当に困っているのが伝わるので、やはりサポートを受ける方向で進めましょう。」と言われ、別の小学校での通級を利用する事に。


通級を利用する為の材料として、うちの自治体では発達検査が必要で、WISC(所謂 知能検査)を受けに行ったところ、トータル境界知能だという事が判明。学校教育の中でのしんどさの原因は、結果からも明確となった。


そして、また突き落とされるわたし。


「ディスレクシアだけなら何とかなると思ったのに、元々の能力が低いだなんて、どうしたら良いの?」「そういえば、保育園時代にも同年代の子とのルールのある遊びには参加せず、下の子とばかり遊んでたな…」「自分で生きて行けるようになるの?」「むしろ療育手帳が頂けるのなら、生きる道はあったのに!」etc.etc...。

この時のわたしに降り注いだ不安感は、あの日の真夏の蝉時雨とよく似てたな~。今も耳に残る体中に打ち付けられるようなあの蝉時雨…おっとポエマーなるとこやった(笑)。


って。

ほんまに書きたい事の前に、えらい長くなってしまったので、今日はこれにて終了。アハッ!