子育ては親育て | 時間と日にちと曜日と自分と。

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頭に浮かんでは消える気持ちを徒然なるままに・・・




10数年前にも、こんなお題で書いた事があったような…。

今、上の子が高校受験の年となり、改めて「子育ては親育て」だなあと思う。

受験まで約半年となり、頑張るムード高まる中、うちの子は未だにエンジン掛からずで、授業中ですら居眠りしてしまう始末。今は皆、夜中近くまで塾に張り付いて勉強しているというのに、どんどん逆行している。

同じ保育園で過ごしたママ友の話では、塾の先生から「夏休みは13:00~21:30まで塾で勉強すること。夜は23:30迄には寝ること。今、頑張れないなら、この先ずっと大事な場面で頑張れない。今すぐ変わろうと思えないなら、もう辞めた方が良い。」と仰ったとのこと。

なるほどな~。
そんなにきっぱりと言われると、なんだか焦る。全く頑張れないうちの子見てると、何か関わり方を間違えてしまったのか?悶々とする。

今後について、上の子を呼び付けて詰め寄ったりも。けど、この説教は、この子の為にしているのではない。あくまで周りに振り回されて、わたしが不安になっただけだ。そして自己嫌悪に陥る。

そこで、ふとうちのひとが言う。

「基本的に、学校の勉強など何の役にも立たないし、偏差値の高い学校とかクソ食らえとか言って、その考えの通りに子育てしてきてんから、その通り素直に育ったんやと思うで。それなのに今更真逆の事を言われても…ってなるで。」

「それに、学校に馴染めない子をサッと受け容れて、しかも学校に来るようになるんやから、すごい才能や。そんなところ内申点にも付かないけれど、誰よりもパパは評価する。」と。

なんか、すぐ他人の物差しにとらわれる自分。心の底から恥ずかしくなった。3日に1度はダメ母モードになっていた10数年前の自分から全く成長がない(苦笑)。

試されているのは、いつも親の方。育てているつもりが育てられているのだ。