バベルの塔から人々の悲しみが生まれ
愛が生まれ 神の怒りが生まれた
人が空に近くありたいと思うのは
すべてバベルと主が思うのは
そんなくだらない神の決断に
僕は唾吐いて歩いてやるよ
人が神に近くありたいと思うのは
すべてバベルと主が思うなら
とても小っぽけな神の生き様を
僕はバベルの塔に埋めてやるよ
君は昨日より高い空を見つめ
なおも遠い道を歩こうとする
果てしなく伸びる道の先に
明日の光が差し込む
僕は崩れそうな塔を見つめ
薄汚れた地面に両足で立つ
高くある塔の頂上で
僕の夢が風におどる
人はいつからこんな小さくなったの
人はいつから上手に強くみせるの
バベルの塔から人々の悲しみが生まれ
愛が生まれ 神の怒りが生まれた
すべてバベルから生まれたから
僕はバベルへこの身を返そう
僕はバベルのすべてを愛そう
子どもの頃、「バベルの塔」と「ピサの斜塔」を混同してました。
バベルは聖書に出てくる架空の塔(本当にあったという説もあるようですが)で、
ピサはイタリアにある傾いた塔です。
バベル=混乱とも。
空に届く塔を建てるという建築家のエゴが神の怒りに触れ、言葉を通じなくさせられた結果、
混乱が起こり、塔は未完成に終わったというお話らしいです。
そういえば、医療にしても原子力発電にしても、
既に人は何かにつけ神様の領域に踏み込んでしまっているよなあ~。
この現代人の混乱具合は、神の仕業なのかも。
そのうち、人間を駆除する大掃除が起こるでしょうね。