あけましておめでとうございます🎍
少し遅めの新年の挨拶になりましたが、今年も良い一年にしていきましょう!
では!
「お探し物は図書室まで」
この本の作者は青山美智子さんという方で、お話は5章の短編小説で構成されています。21歳の婦人服販売員の女性のお話や、65歳の定年退職した男性のお話など、年齢やお仕事なども幅広く、私たち自身にも刺さるお話が多いと思います。
そのお話の中で今の私に刺さったお話を紹介します。
※この先はネタバレも含んでおりますのでご注意ください。
その話は、元雑誌編集者の40歳の夏美さんという女性のお話です。夏美さんは万有者という出版社で、入社してから15年間がむしゃらに働き、37歳で妊娠し、今出産して早めに復帰すれば、体も仕事の状況もリスクやダメージは最小限になるだろうと踏んでの妊娠でした。
そして、ギリギリまで仕事し続け、出産してから4ヶ月という短い期間で復帰しましたが、なんと編集長から言い渡されたのは、異動でした。
夏美は今までここで築いてきたものは何だったんだろうと、とらえどころのない疑問と怒りが溢れて止まりませんでした。
しかし、転職を考えながらも異動先の資料部で働き続けていた時に、夏美が産休に入る前に転職してきた木澤さんという方に、夏美が編集部時代に猛アタックの末、雑誌の連載小説を一緒に作りあげたみづえ先生のトークイベントに行ってほしいと言われます。
そして、みづえ先生に連絡をとったところ、イベント後にお茶をしようとお誘いを受け、夏美は久しぶりに明るい気持ちになりました。
しかし、そのトークイベントの当日、娘の双葉が熱を出したと保育園から連絡があり、夫の修二に連絡しましたが、迎えに行けないと断られ、泣く泣く行けない旨を木澤さんやみづえ先生に連絡し、迎えに行きます。双葉は寝たら元気になったそうで、もやもやした気持ちで家に帰ると、夫が飲んで帰ってきました。
そして夏美は母親だから家のことは私が全て背負わなくちゃいけないんだろうかと感じ、
「私ばっかり損してるよね」
と言ってしまいます。そこで双葉が聞いていることに気づきますが、双葉は泣きそうな顔で、いつもは片づけるのを嫌がるおもちゃの片付けを始めます。それを見て夏美は胸を締め付けられ、こう思います。
"大切な子なのに。望んでいた子なのに。まるで双葉のせいで自分の人生が狂ってしまったみたいな気持ちになるなんて、、、。"
その翌日、みづえ先生から連絡があり、先生と会いました。そこで夏美は、今ある思いや感情を全て先生に話します。すると先生はこう言います。
「人生なんて、いつも大狂いよ。どんな境遇にいたって、思い通りにはいかないわよ。でも逆に、思いつきもしない嬉しいサプライズが待っていたりもするでしょう。結果的に、希望通りじゃなくてよかった、セーフ!ってことなんかいっぱいあるんだから。計画や予定が狂うことを、不運とか失敗って思わなくていいの。そうやって変わっていくのよ、自分も、人生も。」
夏美はここで働いて得たものが仕事のキャリアだけではなく、職場を離れたところで向けてもらえた温かい想いに感動します。
長くなりましたが、この最後のみづえ先生の言葉に私もとても元気づけられました。私は何事にも悲観的に捉えがちで、不運や失敗、向けられた言葉など、全てに対していちいち落ち込んでしまいます。
落ち込む出来事があるとどうしても悲観的に捉えるのはどんな人でも同じだと思います。しかし、あとあと考えると、あんなに落ち込んだ出来事に感謝することも多いように思えます。
このことを知っているだけでも、起こった出来事に対してもポジティブに捉えることができるのだと先生の言葉で気づくことができました。
どうしても悲しいことばかりあるような気がしてしまいますが、その出来事にいつか助けられる日が来るように、どんな出来事にも前向きに考えて行動し続けていきたいものですね。
是非皆さんも「お探し物は図書室まで」読んでみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
できれば早めに更新していきたいとは思っているので、また次回も楽しみにしていただけたら嬉しいです(*^^*)
