こんばんわ!!

寒くなってきてやっと冬を感じるようになりました❄︎冬はイベントが多いからか、周りがキラキラして見えます笑







ではさっそく!







木曜日にはココアを








この本は知ってる方も多いのではないでしょうか!

マーブル・カフェというカフェで出された一杯のココアから始まるお話です。








この本は短編小説で、母としての在り方に悩むお母さんや、結婚して50年目の夫婦のお話など、たくさんのお話が詰まっています。








そして何より、登場人物がみんなとても優しいんです。( ;  ; )これは私にとってとても重要なポイントです。







またまたここで、私の好きなシーンを紹介します。








ラルフさんというシドニーで小さなサンドウィッチ屋さんを開いている男性のお話です。ラルフさんは陽だまりのような笑顔の素敵な男性ですが、陽気なくせにとてもシャイで恋人も奥さんもいません。








しかし、そんなラルフさんにも好きな人がいました。アパートの隣室に住んでいた、シンディという美しく利発な女性です。









ある日、ラルフさんが出勤しようと家を出たところ、シンディが靴紐を結んでいるところでした。

挨拶を交わしたまま自然と一緒に駅まで行くことになりましたが、ラルフさんは緊張してうまく話せませんでした。








そのムードを和ませるため、シンディはある心理テストをラルフさんにしました。

ぜひ皆さんも考えてみてください!






 


「何色が好き?その理由は?」








ラルフさんはこう答えました。








「オレンジ」


「楽しい色だから。人を明るく迎い入れて、元気で愉快な気持ちにさせてくれるから。」








シンディはその答えに微笑んでこう言います。








"これはね、『なりたい自分』なんですって。何色を選んだかということよりも、その理由の方に解答があるの。今あなたがいったオレンジ、『なりたい自分』っていうより、まさにあなたそのものね。"








はぁぁぁぁぁぁぁ、、

シンディなりの心遣いがこういった形で表れることに私はとても温かい気持ちになりました。









心理テストもそうですが、雑学だったり豆知識みたいなものは、人と関わる上で意外と役に立ったりするんだなぁ。知識量は優しさのレパートリーを豊富にしてくれるんだと感じました。








優しい人たちを見てるだけで自然と自分も優しい気持ちになっている気がして、本の力は改めてすごいなぁと感じています。









ぜひ皆さんも寒くなってきたこの季節に、ココアで温まりながらこの本を読んでみてください(*´∀`*)