群馬県の温泉♨️ 2025年3月訪問
旅館きくむらは全6室の小さな温泉旅館
「つるすべの美人の湯」が堪能出来ると温泉ファンが多く
以前から気になっていたので昨年秋に予約していました。
けれど料理長が怪我で料理の提供が出来ないと
宿から直接電話があり一旦キャンセル

年明けに春から再開するとお知らせを見て再度予約

漸く宿泊することが出来ました

新幹線ではなく上野東京ライン直通高崎線で高崎駅へ
6番線の吾妻線に乗り換えます 

この先Suicaが使えないので最寄り駅で紙の切符を発券しておきました

14:46着の万座・鹿沢口行きに乗車します。
伊香保温泉、草津温泉、四万温泉、万座温泉など有名な温泉地に行ける電車ですが
特急で行く人が多いようで空いていました

1時間で小野上温泉駅に到着 

1つ手前が小野上駅なので間違えないようにです

単線の無人駅 降りたのも数名

切符はこちらの回収箱へ

待合室となっている立派な駅舎があり
管理している人もちゃんといました

駅員さんが居ないので帰りは「乗車駅証明書」を発券して
降車駅で精算するシステムです

外観もログハウス風で素敵です

チェックインまで数分あるので宿と反対側の
日帰り入浴施設の小野上温泉センターを見に行ってみました

人気の施設なのか駐車場には車が沢山駐車してました。
敷地内に直売所が有りましたが残念ながら定休日でした

チェックインの15時になったので駅から数分の宿へ
玄関を入ると吹き抜けの和モダンな素敵なロビー

センスの良い設えで女性好みの宿です

正面の襖の奥が食事処になっています。
反対側はロビーで無料のモーニングコーヒーのコーナーも有りました。
トイレマークの奥がお風呂になっています。
記帳後お部屋に案内していただきました

2階の「さくら」というお部屋です。

8畳間 机と布団が両端に寄せてあるので広く感じます


窓の外は季節的にも寒々とした感じ

道路が近いこともあって滞在中障子は閉めたままでした…


襖紙が洒落ていて和室なのに華やかな感じがします

冷蔵庫に無料のミネラルウォータと水の入った湯沸かしポット

お茶セットとお茶菓子は甘納豆
Wi-Fiも完備でしっかり使用出来ました


タオルと浴衣のセット

トイレと洗面所は部屋の目の前です


仕切りの裏側が洗面所です。

お風呂は大小の貸切2つのみ 空いていればいつでも入れます。
受付にある木札を浴室の入口に掛けるシステムで
入浴時間は特に決まりがないようでした

15時にチェックインしたのに一歩遅かったようで
最初に入れたのは16時になってからでした

浴槽が大きい「ともの湯」と小さい「ひのきの湯」
先に「ひのきの湯」が空いたのでまずはそちらから


脱衣所もこじんまりしていますが

清潔で必要なものは全て揃えられています


浴室への扉にはこんなご案内が


泉質:ナトリウム-塩化物温泉(アルカリ性低張性高温泉)
源泉:46.8度 PH:8.8

源泉温度が低いので湯船には保温シートが被せてあります。
こちらは1〜2人位な大きさ

少し熱いなと感じる温度。
温度計が有ったので測ってみると42度位で
温まりが良いからなのか長く入ってられない感じでした。
トロトロの美人の湯ということでしたが 私は…そこまでは……


露天は内湯からパイプで引いているのでちょっとぬるいめの38度位
寒いこの時期ではお湯から出るタイミングが難しいぬるさです

露天で長湯してから内湯でサッと温まるが良かったです


隣の「ともの湯」もちょうど空いていたのでそのままGO

脱衣棚も多くて少し広めの脱衣所です。

浴室・浴槽もかなり広め

洗い場が3つも有ってひとり貸切りではもったいない


浴槽が大きい分保温シートが2枚有って入浴準備に時間を要します

浴槽が大きいのに温度はこちらの方が高く感じました。
トロミに関しては先ほどと同じ感じ…
露天はこちらも大きさは同じでした

この時は隣よりも少し温かい39度位で適温でしたが
翌朝に入ってみたらぬるくなってて全然ダメでした

外気温などにも影響されるのか温度が一定しないようで残念でした…


夕食は18時〜1階の広間で一斉スタート
私は平日限定の「2食付・お夕食軽めプラン」にしました

海老と湯葉巻の茶碗蒸し
銀鱈の西京焼き
やまと豚の酢味噌和え
舌平目の揚物と海鮮春巻き

赤城地鶏モモ肉の溶岩焼きと釜飯

地鶏は柔らかく旨味があって塩胡椒でもポン酢でも


スタートと同時に火入れしてくれた釜飯が20分後に炊き上がりました

筍と山菜の釜飯でお茶碗2膳分位有りました。
食べ切れない分はおにぎりにしてくれるそうですが
美味しかったので完食してしまいました


かきたま汁と野菜のピクルス
ピクルスは写真撮り忘れましたが酸味が効いてて美味しかった


デザートはブランマンジェ


夜にもう一度小さい方に入って就寝

翌朝は少し早めに目が覚めたのでお風呂はまだ両方とも空いてました。
大きい方の露天に入りたくてそっちを選んだのにぬるくて断念

内湯でひとしきり温まりました

朝食は7:30〜 同じ席に用意されてました。
朝の定番おかずが少しずつ。
昨夜の食べ過ぎが残っているお腹にはちょうど良いです


食後はモーニングコーヒーもいただきました


チェックアウトは電車の時間に合わせてしました。
駅から徒歩2分、走れば1分で着く近さなのが嬉しいです


乗車証明書を忘れずに発券して

のんびりのどかな車窓を眺めながら帰ります


総ヒバの露天風呂を堪能するにはもう少し季節が先の方が良かったなと
ちょっと残念でした

おわり〜