山梨県の温泉♨️ 2024年8月訪問
真夏のぬる湯第二弾は以前行ったことのある下部温泉へ

人気の源泉館は既に予約がいっぱいで取れませんでした

評判がなかなか良い「橋本屋」さんの空きが有ったので
そちらに行くことにしました

JR中央線特急「あずさ」で甲府駅へ向かい
そこから身延線に乗り換えて下部温泉に向かいます

この時は九州地震の影響で特急「ふじかわ」は運休

各駅電車に揺られて70分で下部温泉駅に到着

宿の送迎は有るようでしたが
歩いても20分位なのでのんびりと向かいます

蒸し暑いですが山からの風が心地よい感じでした

温泉街に入ってくると正面に今回のお宿が見えて来ました。
ちょうどカーブ道の所に建っています。
その先の橋を渡った突き当たりが前回訪れた源泉館です。
近代的な建物ですが江戸時代創業の下部温泉では古参のお宿だそうです。
玄関を入ると広いロビー
見た目ワイルドだけど優しそうな御主人が出迎えてくれました

受付カウンターの奥にある金庫がすごく古そうで歴史を感じます

お部屋は3階の「夕霧」です。

歩いてきてかなり体が火照っていたのでクーラーが効いていて有り難い


正面に源泉館が見えるお部屋です


6畳間ですが必要な物が棚の上に有るので狭く感じないです

布団は自分で広げれば良いシステム。

お茶セット、お茶菓子は最中

浴衣とタオルセット

トイレと洗面所は部屋を出て奥に行った所に有ります。
コンパクトな洗面所と男女別のトイレ
こちらの右側から下に降りる階段があり浴室に行かれます。
火照った体を冷やしに早速お風呂に入ります

階段を降りた所に昭和30年の温泉成分表。
お風呂は午前7時〜午後10時まで
ぬる湯とあつ湯の2種類の温泉が楽しめます

古くから伝わる下部鉱泉 源泉温度:31度 泉質:単純温泉
近年湧出した高温源泉 源泉温度:50度 泉質:アルカリ性単純温泉
浴室は1階部分に有るので更に階段を降りていきます


浴室は岩風呂の大浴場と小浴場の2つ
宿泊人数によって決まるそうですが基本は小浴場が女湯で入替え無しです

脱衣棚の数からして混み合うことは無さそうです

実際独泉になることも多かったです


洗面台には温泉パック用のシートマスク

温泉成分入りの石鹸やミストも販売しているようでした。

浴槽は2つに区切られていて右の大きな方がぬる湯で左の小さな方があつ湯。
飲泉も出来るようでコップも置いてありました。
クセのない飲みやすい味です

加温されているのでぬる湯でも入りやすい。
湯口から遠い所は少し冷たいと感じますが
湯口の近くは適温で無限に入れる感じでした

あつ湯はぬる湯の後に入るとかなり熱く感じますが
浸かっているうちに不思議と気持ち良い温度になっていきます

どちらもいい湯♨️なので無限ループで入れるのが最高でした

ぬる湯の方には下からジェットバスになっている場所があり
そこに脚などを当てるとマッサージ効果でとても気持ち良かったです

下部の温泉は夏の火照った体をクールダウンさせてくれます

お風呂上がりはさっぱり感なのに肌がしっとり

そして体の芯はポカポカ
最高です


2階に休憩所がありました。

下部鉱泉のウォーターサーバーが置いてあり自由に飲むことが出来ます

胃腸虚弱や便秘の人に効果があるそうです


飲み湯番付で堂々の横綱


長湯をして心地よい疲れで夕食まで暫し布団でゴロゴロ

御食事はお部屋食です

食べ終わったら部屋の外に出しておく湯治スタイルです

18時半過ぎに美人の女将さんが持ってきてくださいました。

紅白なます、チマキ、唐揚げ、とうもろこし

生湯葉

お刺身2種(鮪と鯛だと思います)

鶏肉の炊き合わせ

きのこと野菜の揚げ出し

岩魚の塩焼き

豚肉鍋

下部鉱泉水で炊いた白米が美味しかった

お料理はどれも好みの味付けでお腹いっぱい大満足です

寝る前にもゆっくりお風呂に入りぐっすり眠りました

温泉宿に泊まるとなぜか朝早くに目が覚めてしまうことが多いのですが
ここは7時からしかお風呂に入れないのでゆっくり目覚めました

それでも食事まで1時間有るので朝から無限ループで温泉を堪能出来ました

朝食は8時〜 御膳で運ばれてきてます。

朝は自分で机に並べていただきます。
シンプルな献立ですが美味しい白米がより一層進むおかずだったので
ついつい食べ過ぎてしまいました


食後はウォーターサーバー横に用意されている珈琲をいただきました


チェックアウトは10時。
時間ぎりぎりまでぬる湯を味わい尽くしました

駅まで歩いて帰えるつもりでしたが御主人と女将さんの御厚意で
他の方に便乗して電車の時間に合わせて駅まで送っていただくことになりました。
会計を済ませ鍵を返してしまっていましたが
10時20分頃まで部屋で涼んで待たせて貰えました
