栃木県の温泉♨️ 2024年4月訪問
全国的に有名な観光地の日光
いろは坂を上り中禅寺湖や戦場ヶ原の更に奥に位置する湯元温泉に行って来ました
宇都宮駅からJR日光線でも行かれますが
一番アクセスしやすい浅草駅発の東武鉄道で向かいました
3年前に会津の檜枝岐温泉に行って以来の乗車になります。
東武日光まではSuicaが使えるので
特急券を予め予約サイトで購入する事で改札がスムーズです
以前はお弁当屋さんが改札内に有りましたが
リニューアルしたらしく無くなっていて焦りました
駅員さんに言って改札外に買いに走りました
無事お弁当を買い特急リバティ号に乗車します。
世界遺産の日光行きなので外国人のお客さんが沢山乗車してました
車内は広くて快適です
左側の席だと浅草駅を出るとすぐ隅田川とスカイツリー
ちょうど桜が満開の時期だったので絶景を楽しめました
その後は住宅街の風景が続き、2時間弱で東武日光駅に到着
改札を出て左手の観光案内所でバスの乗車券をゲットします。
山小屋風な東武日光駅
駅前がバス乗り場になってます。
1時間に1〜2本 湯元温泉行きなのでわかりやすいです
日光東照宮や二荒山神社には以前バス旅行で来ているので
(とはいえ12年も前でしたが…
)
フリーパスでも途中下車はせず終点まで乗車しました![]()
車窓からでも日光の素晴らしい景色が堪能出来ます
戦場ヶ原と男体山
1時間25分で終点湯元温泉バスターミナルに到着
空気が綺麗で清々しいです
あとで宿の女将さんから聞いたのですが
日光駅周辺よりも標高が高い分気温は6度も低いそうです
「日光山温泉寺」
700年代にお坊さんが温泉を発見し「薬師湯」としたのが始まり。
石灯篭の建ち並ぶ参道を進むと
本堂が見えてきました。
温泉寺の横に広がる湿原を進むと
湯元温泉の源泉場を間近で見ることができます
もうもうと湯気があちらこちらで上がっています
宿の名前が付いている小屋もあります。
少し先に行くと温泉神社も有ります。
積雪対策なのか御社は囲われています。
御祭神は大己貴命 (七福神の大国様)
医薬を広めた神様で温泉の神様としてお祀りされています。
御朱印希望の方は二荒山神社中宮祠社で受けれるそうです。
まだ時間が有るので湯の湖にも行ってみましたが湖畔は風が強く肌寒かったです
湖を周遊出来る遊歩道も整備されていて近くにはビジターセンターも有るので
暖かい季節だとかなり楽しめると思います。
15時になったのでチェックインします。
入って左側がフロント
右側にはこじんまりしたロビーと食堂
古さは感じますが綺麗にされていて気持ちが良いです
受付後女将さんにお部屋に案内していただきました。
2階に上がる階段の所に露天風呂へのドア。
エレベーターは無いので階段を上がります。
3階まで有りますがこの日は使用していないようでした。
お部屋は2階の「23 さつき」
トイレは部屋のすぐ前に有ります
6畳のお部屋はとてもシンプル 暖房は石油ファンヒーター
お布団はセルフで敷きます。
入口に冷蔵庫と電気ポット
お風呂は露天風呂と内湯2つで全て貸切りです。
時間は45分を目安に、My「貸切中」の札を扉に下げて入ります
Wi-Fiも完備
お茶セット お茶菓子はくるみもち
タオルと浴衣セット 移動に便利な竹籠が嬉しい
プラスティック削減で歯ブラシは必要な人のみフロントで貰います。
私はいつも持参するので大丈夫です
ドライヤーはお部屋に有るのでゆっくり髪を乾かせて良いです
ひと休みしてからお風呂に行きます。
露天風呂が空いていたので先ずはそちらから。
ドアに「貸切中」の札を下げておき、一旦母屋を出て隣にある湯小屋へ
「月あかり」と名前が付いています。
脱衣所も綺麗に整えられています。
1〜2人サイズの湯船でシャワーも付いています。
泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
泉温は74.1度 湯口から出ているお湯は熱湯です!
硫黄の香りのする源泉ですがピリピリせず優しい入りやすいお湯です
ph6.5の中性だから刺激が少ないのかと
源泉が高温なので湯量を絞り更に加水もされているのでややぬるめでした。
長湯は出来ますが外気が肌寒いので上がるタイミングが…という感じでした。
露天風呂にシャワーは有りましたが体が温まらなかったので
ここで髪を洗う気にはなれませんでした
運良く内湯が空いていたのでそのまま温まり直しました。
右側の方に入ります。
一人で入るには広すぎる位の脱衣所です。
こちらは加水していないので逆に熱々すぎて
入れなかったらとドキドキしながら浴室内へ
以前は男女別で使用していたのかもと思う程の大きさの浴槽
カランも3つ付いていて一人では贅沢です
湯口のお湯は熱々ですが湯量を少なくしてくれているので
最初に湯かき棒で混ぜれば熱めのちょうど良い温度で
気持ち良く入れました
向かい側のもう一つの内湯
こちらは長方形の浴槽で同じ位の温度に調整されていました。
結局夕食後と起床後とチェックアウト前の3回ここに入りました
夕食は部屋食か食堂食
開始時間は18時、18時半、19時から選べます。
ゆっくり食べたいので18時〜お部屋に運んでいただきました
家庭的な手作り感がほっこりします
ジャガイモのグラタンはクリーミーでもう少し食べたかったです
出来たてでは無いけれどほんのり温かい天麩羅と煮豚
日光名物の生湯波は柚子胡椒でいただきます。
豆乳鍋も優しいお味でスープがとても美味しかったです
ご飯は2膳分位のお櫃で提供されました。
デザートは、胡麻プリンか酒粕のフロマージュを選択出来ます。
もちろんお酒が飲めないので胡麻プリン
野菜も多くて女性にちょうど良い量で美味しくいただきました
標高が高いので石油ファンヒーターは時間が経つと自動で止まってしまうそうなので
気温が下がる夜はしっかり温泉で温まってから布団に入りました。
翌朝の部屋からの景色
肌寒いけれど清々しい空気が気持ち良いです。
露天風呂は止めて内湯でゆっくり温まりました。
朝食は7時半〜
和食は食堂食、洋食は部屋食か食堂食が選べます。
基本和食が好きな私ですがかなり悩んだ末にお部屋食の洋食を選びました。
飲み物はホットコーヒー
かリンゴジュース
を選べます。
四角いパンはタマゴサンド、丸いパンがソーセージ
温泉卵は野菜スープに入れて食べて下さいと。
食べ切れなければ包んで持ち帰りも出来るそうですが
温泉宿に来ると朝から食欲旺盛なので全部食べてしまいました
食後まったりした後にもう一度温泉にサッと入って温まり
チェックアウトギリギリまで滞在させていただきました
残雪の山々の絶景を眺められるのはこの時期ならではだったので
良い時期に来れて良かったです
帰りは290円割高の特急スペースシアXに乗車しましたが
スタンドシートはさほど特別感は感じられませんでした
日光湯元温泉は雄大な景色と素晴らしい温泉が味わえる良い所でした
季節を変えてまた来てみたいなと思いました
おわり〜























