静岡県の温泉♨️                      2024年1月訪問
 
 
 
福田家は川端康成の「伊豆の踊り子」の舞台になった老舗旅館です。
 
私は文学少女ではなかったのでそれには興味はなく
 
可愛いタイルが貼られたお風呂の写真を見て
 
実際に見てみたいと思い予約しました照れ
 
日本秘湯を守る会の会員宿なのでスタンプも貰えますグッ
 
 
 
湯ヶ野温泉は河津桜で有名な伊豆急河津駅から
 
天城峠方面に向かった手前に位置する温泉地です。
 
河津駅は特急踊り子号または熱海駅から各駅電車で行かれます新幹線真ん中
 

 
2月中は河津川沿いの河津桜祭りでとても賑わいます。
 
以前に私も見に来たことが有りますが濃いピンク色の桜はとても綺麗です桜
 
今回は静かにお風呂を楽しみたかったので敢えてその時期をずらして訪問しましたウインク
 
 
駅前の3番バス乗り場から1時間に1本と本数は多くないです。
 
15:15 発修善寺駅行きに乗車しますバス
 
Suica使えますOK
 
 
15分ほどで湯ヶ野バス停に到着バス
 
 
バス停すぐの所に階段が有ります。
 
 
階段途中には湯坂の石碑も。
 
 
「伊豆の踊り子文学碑」の道標の方へ
 
 
道すがらには味わい深い昔風の看板のお店。
 
この日はひっそりとしていました爆  笑
 
 
川沿いの石畳も風情が有ります。
 
福田家に渡る橋も見えてきました。
 
 
橋の手前には足湯も有りますが運営していないのか
 
水は冷たく落ち葉で汚れていましたチュー
 
 
足湯の右側の階段を登ると天城峠のハイキングコースになっているようでした。
 
天城峠まで10.5km220分びっくり
 
 
そして橋を渡ると「福田家」
 
この風景はネット上で良く見かけますウインク
 
 
橋の上から右側の風景
 
 
橋を渡って振り返った風景爆  笑
 
 
正面の建物が昔からの本館
 
2階は「伊豆の踊り子」の舞台になった「踊り子1」というお部屋です。
 
 
写真を撮っていたら宿の方が玄関でお出迎えしてくれていました爆  笑
 
玄関の中は素敵な造りになっていますイエローハーツ
 
 
玄関正面が帳場ですが、そのままお部屋に案内してくれます。
 
 
帳場の左側にお目当てのお風呂♨️
 
 
男女別と貸切りの時間割になっています。
 
口頭でも説明ありましたが、時間表が貼ってあり分かりやすいですグッ
 
 
貸切りの時間帯はこちらの札で確認しますOK
 
 
そのまま榧風呂の前を通り奥の新館の方に進みます。
 
階段上は川端康成が過ごした「思い出」というお部屋になってます。
 
 
右側に岩風呂と露天風呂が有ります。
 
 
榧風呂と男女入れ替えになってます。
 
 
階段には伊豆の踊り子の絵が飾られています。
 
 
2階には3室あり、今回のお部屋は真ん中の「椿」です。
 
 
ドアを開けると洗面台とトイレ
 
 
その奥に6畳と広縁
 
 
お部屋の奥から見るとこんな感じです。
 
床の間のお花が上品に生けられていました照れ
 
 
広縁の机には「伊豆の踊り子」の小説が置かれています。
 
短編だったので夜に読んでみましたウインク
 
そしてすぐに気が付きませんでしたが机はこたつになってましたびっくり
 
 
宿帳を書いている間にお茶を入れてくださいましたニコニコ
 
お茶菓子は温泉まんじゅうです音符
 
 
タオルと浴衣セット 
 
紺色の足袋ソックスも付いてます。
 
 
浴衣は私好みのとても可愛らしい柄ブルーハーツ
 
 
館内図 本館が3部屋 新館が5部屋
 
 
ひと休みしてからお風呂に行きます。
 
 
 
ちょうど夕食前はお目当ての方が女性時間帯ですグッ
 
 
お風呂の向かい側には昔ながらの洗面台が有り風情があります照れ
 
 
明治末期創業当時から変わらない浴槽びっくり
 
耐水性に優れてた榧という木材を使用しているのだそうです。
 
 
脱衣所は両側に2つずつ脱衣籠が置かれていますが
 
狭いので2人以上はちょっと窮屈ですチュー
 
この日は私の他には男性のおひとり様が1人だけだったようで
 
いつ入っても独泉でした音符
 
 
浴室へのドアを開けて階段を降りた所に浴槽があります。
 
階段が少し急なので滑らないように手摺りに捕まりながら
 
慎重に昇り降りしました爆  笑
 
 
写真で見たのと同じ素敵な浴室ブルーハーツ
 
 
壁には可愛らしいタイルブルーハーツ
 
 
 
四角い榧の浴槽には綺麗なお湯が掛け流されています照れ
 
泉質はカルシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉温泉
 
源泉は59・1度
 
お湯は柔らかくて温度も40度前後くらいに調節されていて
 
ゆっくり入ることが出来ました音符
 
 

コップが置いてあるので飲泉も出来ます。

 

木の蓋を開けるとちょうど飲みやすい温度の源泉が満たされていました。

 

わずかに塩味を感じましたがまろやかで飲みやすいお湯だったので

 

入る度に1杯ずつ飲みました照れ

 

そこのお湯がパイプで浴槽内に掛け流される仕組みになっています。

 
 
シャワーとシャンプー類も備えられています。
 
脱衣所にドライヤーが無いのにここで髪を洗ってしまい
 
部屋まで濡れて戻りました爆  笑
 
 
部屋で髪を乾かしてからロビー奥の展示室に行ってみました。
 
 
川端康成ゆかりの品々や
 
 
 
映画「伊豆の踊り子」歴代の写真が
 
(若い時の吉永小百合)
 
 
沢山展示してありました。
 
 
 
この伊豆の踊り子の人形がどこか面白く可愛らしい感じで
 
見入ってしまいましたウインク
 
 
ロビーにはいつの時代の物なのか
 
かなり古いラジオ?も興味深かったですびっくり
 
 
 
湯上がりにうろうろ見学していたら湯冷めしてしまったので
 
夕食までの時間に急いでもう一つの岩風呂に行ってみました。
 
一旦外履きに履き替えて目の前の別棟の入口から入ります。
 
 
こちらは脱衣所も広く洗面台やドライヤーも有ります。
 
左側の扉が内湯の岩風呂、奥の衝立の向こうが露天風呂の入口です。
 
 
岩風呂は榧風呂よりも温度が高く浴室内も蒸気で満たされていて
 
カメラのレンズもすぐ曇ってしまいました爆  笑
 
冷えた体にちょうど良くて気持ちよかったです音符
 
 
露天風呂は陽が落ちると暗くお湯もかなりぬるかったので
 
浸かっていられなかったですチュー
 
 
 
ひとしきり岩風呂で温まりバタバタと身支度をして部屋に戻ったら
 
夕食を知らせる電話がちょうど鳴ってました爆  笑
 
 
 
 
つづく〜