長野県の温泉♨️     2023年12月訪問
 
 
 
安代(あんだい)温泉は有名な湯田中温泉と渋温泉に挟まれた
 
2つの共同浴場と数軒の旅館からなる小さな温泉地です。
 
 
 
安代館は明治35年創業で昭和初期の赤い太鼓橋が印象的なお宿です。

 

 

温泉もお料理も評判が良いので行ってみることにしましたニコニコ

 

 
 
先ずは北陸新幹線で長野駅へ新幹線前
 

 
 
長野電鉄に乗換えて湯田中駅を目指します。
 
 乗換順路や駅から温泉街までの道のりなどは以前の記事で書いています。

 

 

 
 
今回は旧小田急電鉄ロマンスカーの車両の
 
特急「ゆけむり号」に乗車しますニコニコ
 
 
一番前の車両は指定券が無いと座れませんが
 
それ以外は自由席になってます。
 
 
運良く一番後ろの席が空いてましたチョキ
 
 
ワイドビューで信州の雄大な景色が目の前に見れます音符
 
 
冬の午後の西陽は暖かでしたが、眩しすぎました爆笑
 
 
湯田中駅についた時は雪がちらつく寒さですチュー
 
 
安代温泉には駅からバスも出ていますが歩いても20分位ダッシュ
 
一度歩いたことのある道なのでのんびり行きます口笛
 
今回は下の幹線道路ではなく上の生活道路を通りました。
 
 
坂を下ると温泉街の石畳の入口に到着
 
安代館は一番手前に位置します。
 
 
風情ある建物と味のある字体の看板が素敵イエローハーツ
 
正面の建物は共同浴場の「安代大湯」です。
 
宿泊者は鍵を借りて無料で利用出来ますが
 
かなり熱いらしいので今回は遠慮しておきました爆  笑
 
 
入口の木札が私の名前だけになっていたので
 
もしやと思いながら中に入りました。
 
 
玄関の左側が帳場
 
 
右側にはお休み処という名の漫画部屋
 
 
両側にぎっしりびっくり 
 
きちんと返却すれば部屋に持っていても良いそうです。
 
 
気さくな女将さんが出迎えてくれてお部屋に案内していただきました。
 
その時伺うと「昨日は沢山いらしたけれど今日はお一人です」とびっくり
 
「明日はお休みにしているので気兼ね無くどうぞ」と仰っていただいて
 
なんだか恐縮してしましたチュー
 
 
階段を登ると中二階のような場所にキョロキョロ
 
左に行くと少し大きめの浴槽の「龍宮風呂」へ
 
 
そのまま階段を登って左に行くと2つの浴槽のある「古代風呂」へ
 
 
3階に上がる階段脇が今回のお部屋「なんてんの間」です。
 
 
扉を開けると姿見が置かれている1畳ほどのスペース。
 
左の化粧室と書かれている奥が洗面所とトイレです。
 
 
トイレは新しくて綺麗ですグッ
 
 
8畳の部屋にはこたつと布団、奥には広縁も有ります。
 
12月〜3月まではこたつ代が1部屋につき1650円が加算されます
 
ガスヒーターだけよりも断然暖かくて、ほっこり感が良いですよね〜照れ
 
 
反対から見た部屋の様子。 ちょっと古いけれど清潔ですグッ
 
内線電話はダイヤル式ですが使い方を丁寧にに教えてくれました爆  笑
 
使い方を知らない世代だと思ってくれたようです笑い
 
Wi-Fiもしっかり使えますOK
 
 
小さめの冷蔵庫、反対側にはクローゼットも有ります。
 
 
ちょうど玄関の真上のお部屋でしたニコニコ
 
窓からの景色も風情が有って良いですイエローハーツ
 
 
お茶菓子は宿の近所の「羽田甘精堂」の温泉まんじゅう
 
ポットは湯沸かしタイプでは無いですが
 
部屋の外の洗面台に給湯器が有るので大丈夫ですグッ
 
 
タオルセットと足袋ソックス
 
 
浴衣は好きな柄が選べますウインク
 
 
 
ひと休みしてから温泉に入ります。
 
本来なら「龍宮風呂」と「古代風呂」は男女入れ替え制になっていますが
 
今日は一人なので夜通しどちらに入っても良いそうです口笛
 
 
先ずはお部屋と同じ階にある「古代風呂」へ
 
正面の赤富士の暖簾が掛かっている所がお風呂の入口です。
 
その手前には素敵な赤い橋が有りますラブラブ
 
 
反対側から
 
洗面台が新しいのでちょっとここだけ異空間な感じです照れ
 
 
そしてもう一つびっくりが入口横の扉の中ですびっくり
 
 
トイレですが木が生えていますびっくりびっくり
 
このトイレと赤い橋は昭和初期のものを大事に残しているそうです。
 
 
女将さんが教えてくれた傘天井も素敵ですイエローハーツ
 
 
あまりに素敵過ぎてだいぶ時間を要しました爆  笑
 
お風呂に入ります。
 
暖簾の先の入口を入ると正面にアメニティが置かれたスリッパ入れ。
 
 
左側に細長い脱衣所。
 
暖房が効いていないので少し肌寒いです。
 
ドライヤーは有りますが部屋にも有るのでこちらでは使いませんでした。
 
 
脱衣所の向こう側に行くと更に扉が有り
 
そちらからも出入り出来るようになってました。
 
 
その扉を出て行くと
 
 
中二階の上の所に繋がっていて回遊出来るようになっていましたニヤリ
 
 
脱衣所に戻ってお風呂に入ります。
 
手前に檜の浴槽、奥にタイル張りの浴槽の2つが有ります。
 
檜の浴槽は上の筒から源泉が掛け流されているので
 
手を入れてみたらかなり熱かったので止めました爆  笑
 
 
泉質はナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉 源泉93度 ph8.3 
 
クセのない入りやすいお湯です照れ

 
上が熱くて下がぬるいのでかき混ぜて入るように書かれていますびっくり
 
 
タイル張りの浴槽は筒状の木箱で湯口が下の方になっています。
 
熱い源泉を下に投入することでかき混ぜなくても良いようになっています。
 
謎の鉄瓶はオブジェのようです笑い泣き
 
40度位のちょうど良い温度で気持ち良く浸かれました照れ
 
 
暫く温まった後にもう一つの「龍宮風呂」に行ってみます。
 
こちらも風情のある廊下の突き当たりに有ります。
 
 
こちらの脱衣所の方が少し広めです。
 
 
 
浴槽はひょうたん型で少し大きめです。
 
真ん中の湯口からかなり勢い良く温泉が投入されていて
 
浴室内は熱い蒸気でスマホのレンズもすぐ曇ってしまいますチュー
 
 
浴槽の縁からお湯が流れ出ていて足元も熱いです。
 
掛け湯をして入ろうとしましたが
 
どうにもこうにも熱くて入ることが出来なかったので早々に引き上げて
 
もう一度「古代風呂」に入り直しましたえーん
 
 
 
 夕食は18時からお部屋出しですニコニコ
 
女将さんが大きな御膳で持ってきて下さいました。
 
お酒が飲めないことを伝えていたのでグラスには薄めの自家製の梅酒白ワイン 
 
飲み易くて美味しかったです音符
 
お料理は元洋食のシェフだった息子さんが作ってくれているそうです。
 
 
真ん中のグラスはカリフラワーのポタージュ
 
黄色い器は帆立のマリネ
 
茶色の器はきのこのムース
 
海老真丈、大根餅、セリのお浸し
 
もうこれだけでも美味しくて大満足ルンルン
 
 
鯉の洗い、信州サーモン、馬肉、アワビ茸
 
 
きゅうりと鶏肉のマヨネーズ和え、ほうれん草の胡麻和え
 
女将さんが採ってきた根曲り竹と豚肉の煮物
 
 
鴨鍋
 
 
野沢菜
 
林檎、トマト、カブの漬け物
 
 
 鮎の塩焼き
 
 
具沢山の茶碗蒸し
 
 
山菜と油揚げの炊き込み御飯
 
 
ご飯も食べてお腹いっぱいになっていたところに
 
最後ステーキを持ってきてくださいました爆  笑
 
付け合わせの菊芋やお肉の焼き加減も絶妙でとっても美味しかったのですが
 
とにかくお腹がいっぱいで無理矢理食べた感じになりました笑い泣き
 
 
りんご煮をのせたパイとアイス
 
 
料理は評判通りとっても美味しかったけれど私には量が多過ぎましたアセアセ
 
夜の温泉街を散策してみたかったのですが
 
お腹がはち切れそうで動けずにしばらく横になっていました笑い泣き
 
 
 
女将さんに「龍宮風呂」は熱くて入れなかったと伝えたら
 
水を入れながらよくかき混ぜれば大丈夫だから入ってみてと言われました。
 
寝る前にもう一度行ってチャレンジしてみましたが
 
結局熱い源泉の投入量が多いのでいくら加水してかき混ぜても
 
一向に私が入れる温度にはなりませんでしたえーん
 
 
 
次の日の朝は薄っすら雪が積もっていました雪だるま
 
 
朝風呂は「古代風呂」の方にだけ入りましたが
 
タイル張りの浴槽はぬる過ぎて充分温まらなかったので
 
思い切って檜の浴槽に入ってみました。
 
最初上の方は熱すぎましたが加水と攪拌で適温になり
 
気持ち良く入ることが出来ました照れ
 
 
朝食は通常は1階の大広間でいただくのですが
 
今回は私ひとりのために部屋を温めるのは非効率なので
 
急遽朝も部屋食にしていただきましたウインク
 
品数も多くてどれも美味しかったですルンルン
 
海苔の横にある小鉢は「やたら漬」という
 
大根の味噌漬けと丸茄子、青唐辛子、みょうがを刻んで混ぜた郷土料理。
 
やたらにご飯が進むのでその名が付いたそうです笑い泣き
 
 
食べ終わると珈琲と林檎を持って来てくださいましたコーヒー
 
 
駅までは電車の時間に合わせて女将さんが車で送ってくれました車
 
一人で申し訳なかったですが雪が降って寒かったので助かりましたニコニコ
 
 
 
安代館は評判通り温泉もお料理もとても良かったです。
 
女将さんのお人柄も良くていい時間を過ごせました。
 
 
機会があったら別の季節のお料理も食べてみたいです照れ
 
 
 
おわり〜