「出会い編」の続きです。

 

前回は日本と違う付き合い方のスタイルに腰を抜かして

 

チキンになっていました、夕凪です。

 

が、一度してしまったデートの約束は取り消せません。

 

ちなみにこの「デート」、Meetupというアプリを使って申し込んだ、国際交流グループのハイキングイベントでした。

 

調べてみると、他にもいろんな海外のバックグラウンドを持つ人と交流できるみたいです。

 

気になる方は、下のURLからどうぞ▼

 

https://www.meetup.com/ja-JP/find/

 

 

 

ハイキングなんて行ったこともないインドア女には、少々レベルが高い・・・!しかもグループか・・・!

 

と思っていたのですが、結論、無事に楽しく終えることができました。

 

 

初デートは1月の冬晴れの日でした。

 

前日はありとあらゆるイギリス人との国際恋愛ブログやら記事やらを読みまくり、予習しっかり準備万端!

 

というところで朝起きて準備をしていたら、メッセージが。

 

「今日の電車代は僕が出すからね」

 

 

ん??

 

 

確かブログではイギリス人は折半を基本とする傾向があるって言ってたような・・・

 

一緒に遊びに行くのに電車代を払うなんてどこのお坊ちゃんだ?

 

と若干引きつつ、食い下がるのでお言葉に甘えることに(後に別な形で返した)。

 

出だしからウェブサイトで予習した情報とは正反対のキャラクターで攻めてくる彼に一抹の不安を抱きつつ、駅で落ちあう。

 

駅で電車を待つ間、ホームで無言。

 

電車に乗ってからも、しばらく無言。

 

 

…あれ、おなかが痛くなってきたぞ?

 

 

 

 

横目で彼を見てみると、

 

なにやら隣でスマホをつけたり消したりしており、

 

緊張オーラをだしている。

 

 

(ここで何か気の利いたことを言わなければ・・・!)

 

 

と躍起になって頭をフル回転させていたところ、

 

 

ふと女子高生が隣に立った。

 

そのとき私たちは座席に座っており、私は通路側にいた。

 

だから空間的には私の真横に立ったのです。

 

周りの座席はガラガラなのに、わざわざ私の隣に立つのも

 

変だなぁと思い、ちらっとその子の顔を見ると、

 

 

じーっキョロキョロ

 

 

と、彼の顔を見つめていた。

 

外国人だし、珍しいんだろうなぁと思い、私はいったん目をそらし、スマホの方に向かい合った。

 

そしてしばらくしてもう一度、

 

窓を見るふりをして彼女の顔をみてみると・・・

 

 

じーっ照れ

 

 

まだ見続けていた。

 

心なしか、熱い視線を送っているようにもみえる。

 

そこで悟った。

 

あぁ、見とれてるんだなぁ、と。

 

私は顔を見ることすらできないのに・・・!笑い泣き(横に座っていて急に顔を向けられても反応に困るだろうが。)

 

 

この子の方が一枚上手なような気がして、

 

ちょっと虚しくもなった行きの電車でした。

 

 

✩次回、山登りで駆け引き?!デート編②に続く―――