中学受験/受検期。

親が焦ってはいけないとは分かりつつ。
子どもの態度や行動にがっかりする。

少し変わったかなと思ったらすぐに戻る。

覚えたことが定着していない。
一気に脱力感。もう忘れたの?って。

抑えきれない感情が湧いてくる。

受験/受検期。
親の気持ちのコントロールは
すごく難しい。本当に辛い。

そんな時、
一度、子どもの目線に
自分の目線を下ろしてみる。

そうすると色んなことが見えてくる。

12歳なりに頑張ってる。

自分が12歳の時、
まず、こんなに勉強してなかったよなと。

それに比べて
よく頑張ってるよと思う。

経験をしたこともないあの受験に
挑戦しようとしているんだから。

だけど、親はもっとを求めてしまう。
それは、子どもの将来を案じるから。


親に勉強しなさいって言われて、
素直にやった試しがない。
人から強制される程、嫌なことはない。

子供だって12歳の人格がある。
子供なりに頑張ろうとはしている。

なのに、もっとを求められる。

分かってるよ‼︎って。

あ、子どもがよく使う言葉。

「分かってるよ」

この心理。自分もそうだったんだと気づく。


だから、まず、頑張ってることを
認めてあげる。
出来たことは褒めてあげる。
よくできたねって。

本当はもっと頑張って欲しいけど。

認められて、嫌な気持ちに
なる人はいない。

気持ちをフラットにしてあげる。

素直に耳を傾けられるように。
素直に心を開けるように。

そうした上で、親としてのアドバイスを
してあげる。

子どもでも大人でも、
素直な状態が一番成長する。

たくさん吸収する。

素直でないと感情が邪魔をして
成長を妨げる。もったいない。

これは間違いないこと。

素直な心。

親も素直な気持ちであり続けたい。

この素直な気持ちとは、
子供の幸せを心から願うこと。

その素直な心で接すれば、
あの山に挑戦しようとしている子どもに
どう声かけをすればよいか、
どうサポートすればよいか、
見えてくるはず。

親も受験/受検を通して成長する。
そんな風に感じた。