私が考えるに、
受験生にとって、試験に挑むための武器
は3つあります。

一つ目は、
努力を日々積み上げてきたという
自信。

二つ目は、
その努力で身につけた知力。

最後の三つ目は、
試験に挑むための文房具。

???文房具?


三つ目の文房具って何?と
思われたかもしれません。

なぜ、文房具なのか。

これは、息子の中学受験/受検を通じて
気付いたことですが、

やたらと新しい文房具を欲しがったんです。
それも本格的に受験/受検を目指すように
なってから。

最初は不思議でした。

書きやすいシャーペン、
芯が折れないシャーペン、
よく消える消しゴム、
かっこいい筆箱。

進学塾でバリバリやってる同級生から
文房具の情報を仕入れてきて、
模試結果が良かった時に、
ここぞとばかりにねだってきました。

皆さん、同じ経験はないでしょうか。

今思うと、彼なりの
モチベーションを上げる方法だったのかも
しれませんが、

私から見たら、受験という戦いのために
武器を揃え、装備しているかのように
映りました。


ゲームの世界でも、装備品を増やして
キャラクターを強くしていきます。
ボスキャラと戦い勝つためには、
より威力のある武器を身につける必要が
あります。

そんな感覚と近いのかもしれません。

当然、ものを大切に使うという観点から
闇雲に買い与えることはしませんでしたが、

試験まで残り1週間、
最後の追い込み時期。

私が彼に最後の武器を与えました。

それは、
万年ケリーという
ずっと欲しがっていたシャーペンでした。

万年筆のような形状でキャップ式。
1000円位しました。

確かにかっこよくて
モチベーションがあがる。あがる。

大喜びでした。

書き心地も最高の品。

本番でも活躍したようで、
適性検査の作文で使ったようです。

彼曰く、
適性検査では、作文で長い文章を書くので
疲れにくく、書き心地が重要とのこと。


彼にとって最高の武器で戦い、
ボスキャラを撃破してくれました。


でもね、
万年ケリーのおかげではなく、
君の努力の結果だと父は思っていますよ。

中学生になっても大切に使ってくれています。



もし、文房具で同じような経験が
ありましたら、
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