受検期、
息子の適性検査の作文を読むのが
好きでした。

彼の物の見方、感性、価値観、論理性
を知ることができたからです。

作文。

都立中学受検では、避けては
通れないもの。

適性検査では、課題文や問いに対し
自分が考えたことを場合によって体験談を
交えて相手に分かりやすく伝える力が
求められます。
それも初見で45分という短い時間で。


では、作文は日頃からどんな学習を
すればいいか。
学習法は色々あると思いますが、

ここからは、我が家の考えなので
参考までに。

やはり、小学校の授業を大切にすること
と思います。

小学校では授業で課題、社会科見学、
移動教室、運動会、なんでも感想文などの
文章を書きます。

短文でも感じたことや考えたことを
まとめて文章にして表現することは、
小学校の授業でやっていることなんです。

一つ一つを御座なりにしないように
していました。

我が家で子どもに伝えていたことは、

「文章の先には読む相手がいることを
意識して書くこと。
初めて読む人が分かるように書くこと。
書き手の君は分かっていることも
読み手が知らないこともあるから。

字もそうだよ。丁寧に書きなさいって
言われるでしょ?それは相手が読みやすい
ようにすることが理由なんだよ。
相手への心遣いなんだよ。
それに折角書いても相手に伝わらないのは
勿体無いよね」

この話をしてから、格段に文章が読み
やすくなりました。

これは、
記述問題でも同じことが言えて、
初見の人が読んでも分かるを意識すると、
説明が論理的なる。
それは順序立てて書くようなるからだと
思います。

他にも学習法は色々ありますが、
作文を書く上で、

「読む相手がいることを意識する」

を大切して学習を進めてみては
いかがでしょうか。

あと、検査では指定されている条件を
注意して読むようにして下さいね。
減点が大きいので。