Yが亡くなって初めての月誕生日が来てしまいました。
ずっとこの日と月命日が来るのが怖くて怖くてたまりませんでした。
月誕生日。生きてればYは1歳10ヶ月になるはずでした。
でもずっとYは1歳9ヶ月のままです。
どうしたって亡くなった子の年を数えてしまいます。
深夜0時を回る前からそわそわして落ち着かなくなりました。
もうすぐ日付が変わってしまう。
生きていた年ではなくなってしまう!
堪えきれず携帯を見たりしていましたが
とうとう0時を過ぎました。
1歳10ヶ月になってしまいました。
耐えられなくてまた包丁で手首を切りたい衝動に
かられました。
でも会合に参加して自殺はだめだと前よりは思えるように
なっていたので堪えました。
でもどうしてもじっとしてるのは耐えられない。
気が付くと腕を一杯自分で噛んでました。
歯型を沢山付けて自分の腕にあざと内出血してるのを
見ると少し心が落ち着きました。
それでも辞められずまた噛むの繰り返し。
そこで初めてテレビを観ていた夫が気付き怒られました。
ずっと隣に座ってたくせに今頃気付いといてあきれます。
私からすれば日付が変わる前に散々
「日付が変わるのが怖い。」
と訴えたのに
「俺は平気。」
とか言って相手にしてくれなかったくせに今更何?って感じです。
なにより本当は包丁とかハサミで切り刻みたかったのに
我慢したのです。
それでその時の私は精一杯でした。
それなのにどうして怒られなきゃいけないの?
腹が立って腹が立って仕方ありませんでした。
なによりひどく悲しくて孤独だった。
この世界に自分はたった一人だという気持ちでした。
祭壇のある部屋に移動して閉じこもりました。
祭壇の前でしゃがみこんでるととめどなく涙が溢れます。
本当だったら今頃Yが1歳10ヶ月になった喜びを
感じているはずなのに。
なのにどうしてこんなことになってるの?
もういくら年月が経っても永遠にYは1歳9ヶ月のままなんだ。
同じ年の子はどんどん成長していくのに
Yはずっと赤ちゃんのまま。
時間というのは残酷です。
ずっとYの成長を祝いたかった。
ずっとずっと成長を見守りたかった。
お母さんだけ年とっちゃうね。
Yの知ってるお母さんじゃなくなっちゃうね。
ずっと祭壇の前で泣いてたら夫がテレビ見終わったらしく
寝に来ました。
でも私に一言も話しかけず寝てしまいました。
最低最悪の最初の月誕生日。
孤独というのはこういうことをいうのだと思いました。