EST!

評価  ★★★★★


「豚カツ」の後に久しぶりに立ち寄りました。湯島の渋いロケーションにひっそりとある東京を代表するBARの一軒。趣のある建物や設えが年月を経てさらに魅力が増しているような気さえしてしまいます。さらにはサービスマンとしてお手本のようなオーナーの人柄なのでしょうか、気取りのない居心地の良さにリラックスします。メニューがないのでとりあえずギムレットを注文。日本では入手の難しいローズ社のライムジュース(着色に難があるとのこと)で作られるカクテルにはありがたみを感じてしまいます。二杯目はバーボン【ブラントン】の水割りで。狭い空間なので横並びの客により雰囲気が左右されることがあるけれど、この日はクセのない人たちばかりで落ち着いた時間を過ごせました。小一時間ほどですが、タイミングが悪いと満席のため断られている入店客も多数いました。場所が決してよいとは思えないのに人気店ですよね。でも訪れたことのある人ならばその理由を確実に知っているのです。