ドミニク ローラン


ドミニク ローラン パストゥグラン 2002

評価 ★

偶然、虎ノ門の[ヴァン シュール ヴァン]にて2001のパストゥグランを試飲することができたので、翌日取り置きの2002を抜栓しました。ドミニク・ローランがパストゥグランを造るとどうなるのか、かって飲んだペロ・ミノを超えられるかと、期待を込めて手にしたのでした。  

結果から述べると、ひとつです。パストゥグランそのものでした。それ自体は酸と甘みのバランスのとれたよくできたパストゥグランではあるんですが・・・ドミニク・ローランらしさに欠けるのです。もっとパワーを感じたかったのに。 試飲した2001の方はよりピノの酸味がでていますが、上品さでは2002が勝っています。ラベルも変わりました。こてこてのブルゴーニュデザインからミニマムな洗練されたものへ。品質もそんな傾向が窺えます。