かなりのご無沙汰ですwwwww
自身の諸事情で更新が滞っていましたが、今日から復活・・・というわけでないです(笑)
家族が増えて、毎日てんてこ舞いなので変わらずマイペースでやらせて頂きます(;^_^A
本日は王宮6周年おめでとうございます!!
今ではイケシリ、タイトルが増えてもう私は着いていけていない状態ですが、王宮だけは変わらず愛しております♡ (とはいえ最近は某所ではRushばっかりだけどw)
でもでも、それも元を辿れば王宮ですからね♪
今の私があるのは王宮のおかげと言っても良いほどかなりの影響があります。
イケシリの姫様方と繋がれてリアルでも仲良くさせて頂けてる事も、伽寿也君と出会えてRushを知る事が出来た事。全てにおいて王宮に感謝ですヾ(@^▽^@)ノ
ありがとう!!王宮♡♡♡
で、本日は久しぶりに創作を・・・w
いやお祝いの為に書いたのではなく、たまたまタイミングが重なっただけです。
ブログ更新が久しぶり過ぎて、ここにきたらブログの仕様が変わってるしwww
わからねーっwwwwwww
って事で、改行がおかしかったりすると思いますがこんな事情なのでお許し下さい。
今回のお話の構想はだいぶ前からあったのですが体調不良が続きなかなか作業が出来ず、体調的にも気分的にも余裕が出来た少しの間でばーっと書いたお話なので今まで書いてきたお話よりも表現とかいろいろ含めて『雑』だと思いますwww
設定はレオシュガーのその後的な感じです。王宮のシナイベで「二人で辿る特別な場所」というイベがあったと思いますがその中のアラン√の話から内容を拝借しました。
上手くお話を纏めきれてないですが読んで頂けたら幸いです。
米津玄師の「Lemon」を聴きながら思い浮かべた情景をお話にしてみました。
ではどうぞ~(*^▽^*)
メッセージ
空高く昇る陽の光に照らされキラキラと水面が輝く河原を背に、アランはある人を待っていた。岩に背中を預けてどこかソワソワする気持ちを落ち着けるかのように手にしていた薄汚れた小箱の縁を指でなぞる。
『あいつ』と会うのはどれくらいぶりだろうか・・・。
自ら勝手に行方をくらまし、それを追うようにプリンセスも城から突然姿を消してしまった。あの時は大混乱なんてものではなかった。事態を治める為にどれほど大変だった事か。
その時の苦労話もついでにしてやりたいくらいだが、今あいつが幸せなら良いかとも思う。
そんな事を考えていると微かに向こうから砂利を踏む足音が聞えてくる。
同じ赤い瞳の視線が合うと「その人」は意地の悪い笑みを浮かべた。
「久しぶりだね。アランから呼び出されるなんて嬉しいよ」
「ただ渡すものが出来ただけ・・・」
「渡すもの?」
レオは不思議そうな表情を浮かべてアランの手元に目をやる。
「その箱は?」
「やっぱりあんたも知らなかったんだな・・・」
そう言いながらアランは片手でレオに小箱を差し出した。
「開けてみろよ・・・」
小箱を受け取ったレオはアランの顔色を窺いながらそっと小箱の蓋を開ける。
「これって・・・」
箱の中身を見てレオは思わず言葉を失った。そんなレオを横目でチラっと見たアランが口を開く。
「それ覚えてるか?」
「・・・覚えてるよ。忘れるわけがない」
レオは入っていたガラス玉のブレスレットを手に取り愛おしそうにガラス玉を指で撫でる。
「これ二人で母さんの誕生日に贈ったブレスレットだったね・・・」
「ああ・・・」
「嬉しそうにしていた顔は今でもはっきり覚えてるよ・・・」
「・・・」
そして一緒に入っていた封筒に気付くとレオはふっと鼻で笑った。
「こんな物まで・・・。大した事なんて書いていないのに・・・」
呆れながらもどこか嬉しそうにレオは呟いた。
「その封筒はあんたに渡しておく。あんたが書こうって言い出して書いたやつだし」
「アランのも読んで良いって事?」
「勝手にしろ・・・」
アランはぶっきらぼうに答えてレオから顔を背けた。レオは蓋を閉じて小箱に視線を落とす。
「本当に父さんは埋めていたんだね。自分で掘り起こすつもりだったんだろうけど・・・。でもよく出てきたね」
「ああ。屋敷の跡地からたまたま見つかったって話。でもそれだけしか出てきていない・・・」
「そうか・・・」
二人は屋敷があった方に視線を向ける。無言の時を風がさらっていく。
「あんな事が無かったら俺達・・・。今頃幸せだったのかな・・・」
レオがぽつりと漏らした。それは今まで聞いた事も考えた事もない言葉だった。その問いにアランは少しの間をおいてはっきり答えた。
「幸せなんて自分が決める事じゃねーの?俺はあんな事があっても無くても今の自分と何も変わらない」
「そうかな・・・。少なくても今の地位を確立する原動力にはなったんじゃないの?」
「それを全て復讐に向けたあんたに言われたくないんだけど・・・」
「確かに・・・。俺が言える立場じゃないね」
ははは・・・と笑うレオを見たアランはふっと表情を緩ませる。
「あんたもそうやって笑えるようになったんだな・・・」
「え?」
レオはアランが言葉の意味が理解出来ずきょとんとする。
「あんた、前は引きつったむかつく笑顔しかしなかったから・・・」
「何だよそれ・・・。でもまあ、これもアリサのおかげかな」
「まさかもうバカな事は考えてないだろーな?」
「もう考えていないよ。もうアリサを悲しませたくないし。俺はアリサに救われたよ」
「ならいーけど・・・」
アランは安堵したような顔でふっと笑って水面に視線を移した。
「守るって難しいな・・・」
レオの突然の言葉にアランは振り返り、小さく溜め息をついた。
「何、今更言ってるわけ?」
「俺はさ・・・。前まで守りたいモノなんて無かったし作らなかったから、今凄く大変だよ」
「良かったな・・・」
アランは悪戯な笑みを浮かべてクスっと笑う。
「あの日の母さんもきっと同じ気持ちだったんだろうな。俺達の知らない所で父さんと母さんは何を考えていたんだろうな・・・」
「さーな・・・。でも今、俺達がここに存在してるって事が父さんと母さんの答えなんじゃねーの?あとその小箱もな・・・」
アランはレオが手にしている小箱を指して呟いた。アランの言おうとする意味が分かったのかレオは大きく息をついた。
「一度は道を踏み外した俺にもちゃんとクロフォードの血が流れたって事か・・・。幸せだったかなんてヤボな事を考えるなんて俺らしくないね」
「両親が居なくても俺達は幸せって事」
鼻高々にアランはニヤリと笑う。
「分かったらその手紙持って、とっととアリサの所に帰れよ」
「ああ、可愛い奥さんを待たせてるからね。言われなくても帰るよ」
レオは小箱から封筒だけを取り出しアランに小箱を返すとアランは受け取りながらぶっきらぼうに言う。
「じゃあな・・・」
くるりとレオに背を向けアランが歩み出そうとすると、レオがそれを引き留めるかの様に声をかけた。
「アラン・・・お前も大切なモノを見つけるんだよ」
「うっせーよ。余計なお世話だ・・・」
アランはレオには振り返らずそのまま歩いて行った。アランの後ろ姿にレオも反対方向に歩き出す。
これから先も別々の道を進んで行くレオとアラン。
そんな二人に薄汚れた小箱と「この場所」は今は亡き両親のメッセージを確かに伝えていた。
~END~
お読み頂きありがとうございました。
纏まっていないので何のこっちゃ??って感じかもしれませんがwww
なので補足w
小箱=両親にとって大切なものを入れる箱
「あの日」の訓練に行く日→母は「今日の訓練は念入りにして来なさい」と言った事。
この事から私はレオとアランは両親にとって大切なモノであり、守りたい存在だった。それは両親の愛情からで、自分達が存在しているのは親の愛があったからだよ・・・という事を話に反映させたかったんです。ってか多分書ききれていないよね、これwwww
そんなお話です(;´▽`A``
薄っぺらいな~wwwww
と言いつつも、今までと変わらないかとも思いますが(笑)
これからも王宮は愛していきますよ~♡
王宮おめでとう!!