昨日、SNSの誹謗中傷で
心を痛めて亡くなった木村花さんの
ニュースを目にしました。


プロレス界を背負う筈だった彼女。
多くの人にプロレスを知ってほしい。
プロレスの楽しさを届けたいと
恋愛リアリティーショーに出演し、
そこでの言動に対し酷い
誹謗中傷を受け続けてのことでした。


Netflixを自粛期間見るようになり、
学校の卒業生が出ていた事をきっかけに
私もその番組を観ていました。

あの手の番組はリアルでは無いですが、
彼女が出ていた番組は、
スタジオトークとSNSとが
連動に近い状態で進行されていて、

内容はリアルでは無くても、
批判やその後のSNSはリアル上で繰り広げられ、
少し怖いな、と感じながらも
これが現代的なのかな?とも思っていました。


彼女が誹謗中傷を受ける事になった
その回もリアルタイムで観ました。


まだ、22歳。
物事を0/100で捉えて
感情的に気持ちを出す事だってある。
その事に後から気づくこともある。




でも、きっとあの厳しい世界で
活躍している彼女より
私は何倍も努力している!!と
感じてる人がいたならば…
その人は、
彼女を責めることは無いと思う。。。


そうじゃ無いから、
自分に足りてない所や、
出来るのにして無い、出来ない
後ろ向きな気持ちが、形を変えて
頑張ってる人の
弱いところを見つけて、
強く強く攻撃してしまうのでは。
と、感じます。


面と向かって言えないことを
匿名で。文字にする事で
簡単に相手を傷付けてしまう。
追い込んでしまう。


自分の感情を
抑える必要も無くて。

人と比べたり、
あの人より勝りたい!
悔しい!!
あの人の言動嫌だ!


その気持ちは悪では無くて。


もし、そう感じたのなら、
自分自身へのパワーに使うもの。
人への攻撃や批判に使うと、
このような事に成りかねない。



子供たちの世代は
当たり前のようにSNSが整って、
1つのインフラとして確立した社会。


事実は単純化出来ないことも多い。
でも、伝える時は簡素化して流す。
この矛盾点を可視化した情報が多い中。


情報の中で生きるのでは無く、
情報を取捨選択して、読み解く。
その背景や、
それが一面に過ぎないことを
理解する想像する力。
が、とても大事だと感じます。



正直、コロナに関しても
同じ気持ちもあります。



受けて側。発信側。それぞれが
一方的に成り過ぎないように。


受信する力。を
SNSそのものの背景や影響力を。
子供にもきちんと伝えなくてはいけない。



木村花選手のご冥福をお祈りいたします。