『OPHELIA』 | かんげき☆にっき

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おもに舞台の観劇日記、たまに感激日記、ときには動物日記・・・なブログです♪

ARTCOMPLEX1928提携公演 STAGESCAPE PRODUCE
@アートコンプレックス1928
11/15(土)マチネ・ソワレ
11/16(日)千秋楽






恥ずかしながら、原作『ハムレット』の内容を全く知らず、
『オフィーリアって誰なんだ??』
という状態でしたガーン

話が分かるかどうか不安でしたが、配られたパンフにも『ハムレット』の簡単な粗筋があったので、初心者でも楽しめる音楽劇になってました♪


オープニング、4名のオペラ歌手(男声2+女声2)による賛美歌から厳かに始まります。

暗転明け、いきなりデンマーク王ハムレット(松木賢三さん)対ノルウェー王フォーティンブラス(山本健史さん)の従兄弟同士の一騎打ちシーン!!

中世風な衣装での二人の殺陣は、セット内に階段状に組まれた段差を利用し、上の足場に飛び乗ったり、最上段から飛び降りたりもするアクロバチックなもので、なかなかの迫力でした。
フェンシングのような剣の構えが、二人とも凄く様になってて、かっこよかったです!

そしてハムレット王が従兄弟にとどめをさそうとした瞬間!いきなりクライマックスか!?
・・・と思いきや、オフィーリアが登場し喧嘩する二匹を窘めます。ん??

実はこの二人というか二匹は、今は亡きハムレット王とフォーティンブラス王が、現世での心残りが原因でバルハラには行けずに、犬として生まれ変わったという設定でしたあせる
名は『ハム』と『フォー』

さっきまでの素敵な中世の騎士達は、女性に撫でてもらったり、匂いを嗅ぎまわったり、マーキングしたりと大忙しの二匹のかわいらしいワンコわんわんに(笑)

今回、松木さん&山本さんは二人っきりのシーンが多く、シリアスなシーンもユーモアを交えつつ語られます。(何せ正体はワンコだしあせる

ハム(松木さん)のボケとフォー(山本さん)のツッコミは、まさに仲良しコンビならではの阿吽の呼吸で、めちゃめちゃ笑わせてもらいました!

松木さんはシリアスシーンとお笑いシーンとの激しいギャップが素敵でした!

山本さんは、ラスト近くのシーンで、
『全部嘘なのか!?』
と叫ぶシーンが印象的ですしょぼん
やっばり私は、山本さんの声が好きだな~*^ー^*


メインのストーリーは、オフィーリア、王妃ガートルードとゲルータ(若い頃のガートルード)の三人によって、あくまでシリアスに進みます。

この三人の女優さんが、また素晴らしいっビックリマーク

菅由紀子さん、純真無垢なオフィーリア役がはまってました。特にオフィーリアが狂ってからの演技が秀逸!

寺村由紀さんは、オフィーリアと友達になる謎の女性『ゲルータ』
実はその正体は、若かりし頃の王妃ガートルード。
芯の強い女の子役を熱演!

そして、ガートルード役の生田朗子さん!
この方も声が凄くいいんですキラキラ
その抜群の存在感で、王妃の威厳が自然と出ていました。

役者はこの5人だけで、ハムレット王子は出てきません。(正確には殺害されたハムレット王の亡霊から敵をとるように命じられるシーンで、影だけ出てきますが・・・)

また、オフィーリアがハムレット王子の子供を身ごもったことがわかり、オフィーリアとその父、現国王と王妃が、オフィーリアの今後について話しあうシーンは、たっぷりとオペラで堪能しました。

初の生オペラでしたが、あんなに感情移入できるものとは思いませんでした。

コミカルな部分もあり、楽しく観れましたね~ニコニコ


ラストは、オフィーリアが水の中に沈んでいき、また静かに賛美歌が流れてきます。

悲しい結末なんですが、オフィーリアの最期の語りが希望溢れるものなので、賛美歌の美しい旋律との相乗効果で印象的なエンディング。

いつまでも余韻に浸りたくなる・・・そんな素敵な舞台でした♪♪