イギリスでおいしいごはん -58ページ目
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調味料

ご飯の次はおかずを作るために必須の調味料。

醤油

日本食には醤油は欠かせません。醤油は大きいスーパーで買えますが、Amoy という会社の中華風醤油になります。ちなみに日本の醤油とは味が違います。Sainsbury's で150mlで£0.89。キッコーマンの醤油もたまにスーパーで見かけます。150mlで£1.29。入れ物が食卓用なので可愛いです。大手高級スーパーのWaitrose とパートナーのデリバリー専門Ocado 参照。

日本の醤油が良い、という方はロンドンの日本食材屋ライスワイン でワダカン醤油が1リットル£1.59なのでその方が割安です。1リットルもあればかなり持つので。近くに日本食材屋がなければ、オーガニックショップに行ってみて下さい。Planet Organic やWhole Food MarketのFresh and Wild というチェーン店があります。オーガニックショップにはかならずといって良い程、日本食材が置いてあります。

ちなみにロンドンの日本食材屋または日本料理店にはフリーペーパーがあり、そこから様々な情報を集められます。よく置いてあるもの:ジャーニー、ニュースダイジェスト、健康のための雑誌ブリッジングもあります。

あとは、チャイナタウンを利用します。チャイナタウンでは中華に使う食材だけではなく、日本食も売っているので便利です。韓国やタイの料理を作りたい時もここで食材が揃います。ロンドンのチャイナタウン

お米と水

外国に暮らしていると、日本とは異なった風土、気候なので体調を崩しがちになります。そんな時は日本食の基本、お米がとても大事になります。

お米に関して。
日本米は気軽に手に入りません。大きいスーパー(Sainsbury's , Tesco , Marks and Spencer   , Waitrose , etc)でも, お寿司用としておいてあるぐらいです。しかも高い。そこで他のお米を見てみると、

Basmati Rice (バスマティ・ライス) インドのお米。1kg £0.90(以下、値段はすべてSainsbury's)
Long Grain Rice(ロング・グレイン・ライス) タイ米のようなもの。1kg £0.75
American Easy cooking Rice(アメリカン・イージー・クッキング・ライス)2kg £1.20
Pudding Rice (プディング・ライス)ライス・プディングを作る時に使うもの。500g £0.58
 

等がおいてあります。他にも、イタリアのリゾット用のお米やイタリアのブラウン・ライス等。
比較的日本米のようにねばりのあるものは、プディング米かリゾット米です。プディング米は特に気軽に使えて便利です。安くすませるためにイージー・クッキング・ライスを使うと、パラパラとした食感で、好きな人には良いと思いますが、日本米を期待してしまうと全く違うものなので注意を。チャーハンなどにはロング・グレイン・ライスが使いやすく、タイやインドカレーにはバスマティ、と使い分けるのが良いと思います。
また、トルコ系のNews agent(小さなスーパー)にはトルコのお米が売っていて、名前はわからないのですが日本米に似たものがあったりもします。またロンドンにはライスワイン という日本食材を揃えているお店等があり、日本米が手に入ります。そこで5kgや10kg購入すると比較的安く買えるでしょう。あとはオーガニック・ショップに行くと、様々な種類のお米が揃います。

水について。
イギリスのお水は硬水なので、石灰分が強くずっと飲み続けると象足になると言われます。その代わり、紅茶がとてもおいしくいれることができるのはこの硬水のおかげなのです。逆に日本の緑茶は軟水でないと、あのまろやかな甘さはでません。イギリスでは通常ミネラル・ウォーターかjug water filter(Kenwood やBritta等)に水を濾過して使用します。

それでは炊き方(お米にもよって違うので一概には言えませんが)

炊飯器の場合
日本米の場合、水の量を少し多めにいれると固くなりません。参考としては3合で炊いたら3.5から4合弱分の水をいれる。量が多い場合はもっと水を多く。ミネラルウォーターの場合は分量通りで。元々硬水は日本米を炊くのにむいてません。緑茶と同様に。その他のお米は分量通りで上手に炊けます。

鍋で炊く場合
炊飯器はArgosで約20ポンドで買えます。スイッチを押すだけの簡単な炊飯器ですが十分に炊けます。ArgosのRice cooker それでも鍋しかない場合、こちらのサイトを見て炊くとおいしくできます。ご飯の炊き方 ちなみに水はお米の量の1.2倍をいれます。

お米を炊いて余る場合、冷凍保存できます。但し炊きたてのうちに。保存方法はサランラップの質が悪いことが多く(薄い)電子レンジで温めた時溶けそうなので、タッパーにいれて保存する方が良いと思います。

イギリスで和食とは?

イギリスで和食というのも、わざわざイギリスに来て何してるのかと疑問に思うかもしれません。特にイギリスに旅行や短期滞在で来る人は不思議に思うでしょう。しかし長期で滞在する者にとっては、和食がとても懐かしく、また和食で元気になる人も多いと思います。
そこでイギリスの食材にほんの少し日本の調味料をプラスすることで、和食になるような料理を紹介していきたいと思います。またイギリスで日本食を作るのはお金がかかりそうですが、工夫をすればそんなこともありません。
そして、イギリスは食べ物がまずい、とよく聞きますがおいしいものもあります。イギリスでよく食べるおいしいものもまとめて紹介していきます。

イギリスでは、水から野菜、肉類、お米まで日本にあるものとは違います。日本の水は軟水ですがイギリスの水は硬水。お米を炊く時もそれだけで全く違うご飯が炊けてしまうのです。また卵は生や半熟では食べれないこと、キュウリの皮には蝋が塗られているので皮を剥くこと、マッシュルームの皮も基本的には剥くことなど、日本とは違います。こうしたポイントも作り方とともに上げていきます。
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