さてさて、以前知人のFBで見つけまして
気になっていたので試してみました。
（なんと福岡で！）
ローソンのからあげくん、ホイミ味(￣▽￣)
ドラゴンクエストのスライムのパッケージ。
ゲームは中学生くらいまでしかしておらず
ドラクエも5しかやったことありませんが
スライムのパッケージはなんともかわいらしく。
ホイミ味…は正直まったくピンときませんが
ガーリックマヨネーズ味とのことで
普通に美味しく食べられました。
からあげくん、実は食べたことないのですが、
からあげくんは味がないやつなんですかね？？
味がなくてもよさそうではありましたが、
ガーリックマヨネーズ味も悪くなく。
5つなのでおやつ感覚で手軽に食べられて。
なぜドラクエ？、なぜからあげくん？
なぜスライム？、なぜホイミ味？
なぜガーリックマヨネーズ？…と、
しっくりこないことはたくさんでしたが、
世のコラボはまぁそんなもんと流しまして（笑）
ただ、この商品のすごいのは、別のところで。
これ、レジを通すときの音がいつもと違くて、
この商品の時だけドラクエのレベルアップ音！
タラララッタッタッター！みたいな、アレです。
噂では、慣れてないバイトの人などだと、
変な音にびっくりするそうで（笑）
他の商品は普通にバーコードを読んでも
ピッピッと鳴るだけなのですが
このからあげくんだけレベルアップの音で。
216円でレベルアップができるという
なんともリーズナブルなキャンペーン(￣▽￣)
ついつい、レベルアップしたくなり、
まんまと買ってしまいました(^_^;)
レジの音を変えるって面白いですよね。
それ自体、うまくやればさほどコストもかからず
オペレーションにも影響はほぼないわけで。
何より「比較可能性」の観点で優れていて。
からあげ、ドラクエのコラボ商品…であれば
巷にたくさんあるわけで、それらと比較して
どの商品を選ぶか決められてしまうわけですが
この「レベルアップの音」が入ることで
他にはない要素のため、比較ができなくなる。
他と比べて高いのか、安いのか、
比較可能性が高いものだと比べられがちですが
他にない切り口の要素を加えると
「比較」がしづらくなるもので。
216円というのはそもそも安い気はしますが
「外でレベルアップの音を聞く」のは
他にないものなので、値段の比較はしづらくて。
高い安いではなく、面白いかどうかが重要？
比較可能性を下げる、比較しづらい要素を
加えてみると、顧客の目線をシフトできる。
特に競争環境が厳しい中では、
比較優位をどうやって保つか、
どうやって差別化するかなどをよく考えますが
「比較しづらい」要素を加える、もしくは
そういったものをセットにしてみるのも面白く。
まったく新しいものはなかなか難しいですが
組み合わせの新しさはいくらでもあるもので。
新しい組み合わせを考える中では
こうしたものもひとつのヒントになりえるかも？
SNSで流行らせるとかもありますが、
店舗でレベルアップ音が鳴ってるだけでも
知らない人は興味を惹かれますし、
なかなかうまい戦略かなと。
音、という意味だと、電車の改札を通る音も
テンション上がって歩くスピードが増すような
びゅーんっみたいなやつにしてもいいような。
ハイタッチ型改札とかも昔アイデアみましたが
音だけでも色々面白いこともできそうですよね。
216円でレベルアップ、ぜひお試ししてみては？
