新型コロナウイルス感染症で、群馬県と前橋市は2日、新たに10歳未満~100歳代の男女38人の陽性が判明したと発表した。同市は同日までに市内の高校で生徒5人の陽性が判明したことも明らかにし、クラスター(感染者集団)が発生した可能性があるとみて調べている。県内での感染確認は、再陽性も含め累計3930人(うち71人死亡)となった。
同市によると、市内の高校で1月30日に最初の陽性が確認されて以降、濃厚接触者の生徒や職員らを検査し、5人の陽性と28人の陰性を確認。さらに40人程度の検査を予定しており、同校は当面の間、休校する。
県によると、既に確認されているクラスター関連では、桐生市の住宅型有料老人ホームで新たに入居者6人の陽性が判明、陽性判明は計44人となった。館林保健所管内(館林市、邑楽郡)のショートステイ事業所で利用者1人の陽性が判明、陽性判明は計16人となった。
