「にちにちこれこうじつ」と読みます。
それが嵐の日であろうと、何か大切なものを失った日であろうと、その一日をありのまま受け止め、ひたすら生きれば、どんな日もかけがえのない絶好の日。
という意味の禅語です。
先日、この映画を観てきました。
この禅語を稽古場の額に飾った教室で、
茶道を習いながらの二十数年の歳月。
日本独特の季節の移り変わりを、お茶と共に、掛け軸や茶花、茶碗、そして和菓子を使って粛々と現し、主人公の人生を彩った映画でした🎬
例えば、掛け軸
風従花裏過来香(かぜはかりよりすぎきたってかんばし)
風にはもともと香りはないけど、花のそばを通ってきた風は、良い香りがする。
聴雨(ちょうう)
雨の日は、雨を聴く…
茶碗も季節ごとの茶碗
和菓子も季節ごとの和菓子
映し方もとても静かで、味があり、ただ目で見ても楽しめる映画でした。
先日、樹木希林さんが亡くなりましたね。
この映画での希林さんはとっても綺麗。
内田裕也がお別れの時に「きれいだ。前からきれいだとは思っていたんだよ。」と言ったようですが、この映画でよく分かりました。
どの作品を見ても独特の存在感を発揮していた希林さん。
もっと色々注目していたかったです。
残された娘が、これからの事を思い手繰り寄せた母の言葉。
おごらず、人と比べず、面白がって、平気で生きればいい
日日是好日の意味に似ているように思います。
あたしが希林さんに惹かれるのはこういうところにあるのかなぁ。。。
