此度、4度目の歌舞伎鑑賞で、市川海老蔵の助六を観て参りました。この演目に「粋」を感じ、ここで皆様に改めて歌舞伎をご紹介したいと思います。

歌舞伎の演目は主に、時代物、世話物、舞踊といったジャンルに分類されるようです。

時代物とは、江戸時代よりも昔の歴史的事件や人物を扱ったもので、公家や武家が主人公となる場合が多く、源平の戦いを舞台とするものが多いようです。台詞は時代めいて難しく感じたりしますが、衣装が派手で舞台が大掛かりで華やかで楽しめます歌舞伎・隈取り

世話物とは、江戸時代の様々な職業の庶民が活躍するリアルな人間模様の絡み合いで、わかりやすく楽しめますfuji

舞踊はその名のとおり踊りですnote

今回の演目は、「熊谷陣屋」「うかれ坊主」「助六由縁江戸桜(三浦屋格子先より水入りまで)」

中でも「助六由縁江戸桜」(すけろくゆかりのえどざくら)は江戸歌舞伎に代表される荒事(あらごと)で、市川家(成田屋)に伝わる歌舞伎一八番の内で、特に助六を市川家の血筋が演じる時には、特別な演出があるようでした。

内容は、勧善懲悪sign03ストーリーが明快で至るところで見得がきられます。複雑な心理描写や人間関係などがほとんどなくて、視覚的にもひたすら華麗な舞台です。Photo

今回は初めて下手の桟敷席での観覧でしたが、花道が近く、役者がタイ ムスリ ップして現代に現れたような感覚でした。濃い江戸紫の鉢巻きをキリリとしめた色男、海老蔵助六登場の場面はもちろん花道から。席が下手のために花道に立ち止まっての演技では上手を向くために後ろ姿になりましたが、蛇の目傘を上手に操ってくるりと回り、ゆっくりとこちらを向いた海老蔵さんにこちら側から「ホーッ」とため息ともつかぬ声があがったのにはちょっと笑いましたcoldsweats01 それほど綺麗な助六でした。助六が振 り返った瞬間に海老蔵の目力に吸い込まれてしまいましたconfident


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物語は、吉原の傾城揚巻の花魁道中に始まります。その間夫(まぶ)の助六、実は曽我兄弟の弟で、行方が分からなくなっている源氏の宝刀「友切丸」を探すために目ぼしい相手に喧嘩を売って刀を抜かせ、中身を検めていたのです。そんな中、揚巻に入れあげる意休の刀が怪しいと睨んだ助六は意休に悪態をつき、刀を抜かせ、友切丸であると確かめる。~無事に友切丸を手に入れた助六だが、意休を手にかけたことが知れて騒ぎとなり、天水桶の中に身を隠すが、若い衆たちに囲まれてしまう。それを揚巻がうちかけで隠し、啖呵を切って助六を守る。その後、助六は揚巻に感謝して逃れていくというお話です。

この、追手から逃れるために天水桶に勢いよく飛びこむ「水入り」は、なんと22年ぶりの上演だそうです。つまりは平成に入って初めてということになります。天水桶の水が本物の水で舞台に飛び散る水にびっくりでした目


助六だけで2時間の上演ですが、現代風に演出されたユーモア溢れる内容と江戸っ子の粋にあっという間の2時間でした。此度は花道近くにて、吉原への花魁道中等、花道の醍醐味も感じることができましたgood中村七之助の外八文字、素敵でしたよぉshine




さて、6月の練習予定です。


6月6日 9時~13時

  13日 9時~13時

  20日 9時~13時

  26日~27日 恒例合宿キャンプ


合宿については後日連絡致します

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