さてさて ( ̄^ ̄)ゞ


どうでもいい話しですが、北風が弓を始めたのは月子(北風の奥様)の代わりに弓道教室に通う事になったからです。


月子の職場で弓道をしてる人が居まして、その人が弓道体験教室の主任講師で。

月子に「どうですか?」と言う事だったそうだが。

自分は、忙しいから無理だから旦那にやらせる、とかで北風が行く事に。

まぁ〜えー

弓道教室が終了すれば、そこまでで良かったのだが!的🎯に中らないのが、悔しくってえー 主催の弓道会に入会しちゃいました(笑)


入会してからも中らなかったなぁ〜!

まず基本的な事をちゃんとしたら良かったと思うけど、当時は強弓に憧れていたので、弓道教室が終了してから半年くらいで直心グラスの16Kを買った。

教室で借りた弓は13Kだったから、16Kの弓に慣れるまでが大変だった。

まっ!

当時の教えで、弓を引く筋力は弓を引いて鍛えろと言う事でがむしゃらに引いていたなぁえー


それでも的中が出ないので、色々と弓関係の書物を読んだりした中でオイゲン・ヘリゲルの「弓と禅」を読んで。

都合の良い場所だけを信じたなぁ〜

弓と禅の内容を一部抜粋して


伝説の弓道家と、ドイツ人哲学者

─────────────────

1930 年頃、阿波研造という、「弓の神」とまで、呼ばれた伝説の弓道家がいた。 彼の射る矢は、百発百中で、誰もその腕に並べるものはいなかった。しかし、 それほどの腕を持ちながら、ある理由で弓道界から、異端児、狂人扱いされて いた。阿波研造の名前を、一躍世界へ知らしめたのは、一人のドイツ人哲学者 だった。名は、オイゲン・ヘリゲル。そのきっかけは、ヘリゲルが、東洋哲学 に興味を持ったことからはじまる・・・・

「理論」の西洋哲学と「内的気づき」の東洋哲学

──────────────────── オイゲン・ヘリゲルは、東北帝国大学に席を置き、西洋哲学の教授として、6 年 間日本に滞在する中で、東洋哲学の研究をしていた。そして、西洋哲学と東洋 のそれとの、最大の違いは、理論ではなく、禅や修行による「内的な気づき」 によって、その真髄を会得するところにあることを知った。

 

親しい日本の友人に事情を説明すると、何か、○○道という、道(どう)のつく ものを、学べばいいとのこと。そこで、奥さんは、茶道や華道を、学ぶことに なり、ヘリゲル本人は、相談した友人が、「日本一の弓道家」に弓道を習ってい るので、弓道を学ぶことに決めたのだった。

超人 阿波研造

──────────

阿波研造氏は、弓道を極めることにより、禅や仏教でいわれる「悟りの境地」 の神秘体験をしている。弓道の全国大会で、優勝したときは、4 日間連続、全射 的中という、前人未踏の記録を打ち立てた。彼が射る矢は、百発百中だったの である。しかし、その輝かしい記録が、もたらしたのは、意外にも、「絶望感」 であっ。単にゲームのように、的の的中率を競う弓道に、嫌気がさしたそうだ。 その頃から、阿波研造の弓道は、変わっていく・・・・

稽古中に、神秘体験

───────────

ある月夜の晩、弓道の稽古中、自己が粉みじんに爆発する感覚に襲われる。そ のとき、阿波は、「宇宙との合一」する体験。その後、「大射道教」という、禅 と弓道の一致をとく、弓道団体を設立した。しかし、周囲ではそれを非難する 声が相次いだ。弓道をする新手のカルト宗教のように罵る人間が絶えなかった。 いつの世でも、突出した天才は孤独の運命をたどるようだ・・・ 「弓と禅」の著者、オイゲン・ヘリゲルが阿波研造のもとに、入門してきたの は、丁度そのころだった。

不可解な教え

─────────

ヘリゲルは、入門時から、その不可解な阿波研造の教えに戸惑う。 ●腕の力で、弓をひくな。心で引け。 ●引いた弓矢を自らの意志で放すな。「それ」が放すまで待て。


●的を見るな、狙うな。無心になると、矢は、「それ」が当ててくれる。 などなど・・・・

説明のつかない教えに悩む西洋人の弟子

───────────────────── ■筋肉を使わず、力を入れず、どうやって弓を引くのか? ■自分の意志で、矢を放さないなら、誰が放つのか? ■的を見ずにどうやって的に当てるのか? ■そもそも、「それ」とは一体、何なのか? 理解できない教えに、ズバズバ疑問をぶつける。理屈を言わずに稽古を続けな さい、という師匠に対し・・・・理屈で納得できなければ、理解できない青い 目の弟子。数年間悩みながらも、不可解な教えを実践してみるが、進歩を感じ ない日々が続き、ついに我慢の限界がくる・・・

伝説のクライマックスシーン

──────────────

不可解な教えに理解できぬまま、数年の日々がたち、進歩が無いことを、あせ るヘリゲル。「それ」が矢を放つという教えが、どうにも理解できない・・・ そして、ついに弓道を辞める決心を告げる。それを聞いた師匠は、ヘリゲルを 真夜中に道場に連れて行く。どうやら、暗闇の中、見えない的に、矢を的中さ せようとしていた・・・ 第一に放った矢は、真っ暗闇の中に消え、バシッと突き刺さる音がした。その 音で、的に当たったことが、ヘリゲルには、理解できた。まぐれだろ・・・そ う思って見てるヘリゲル。しかし、その思いを打ち砕くように、第二の矢が放 たれた。暗闇の中に、またも、的に当たる音が聞こえた。驚くべきことに、そ のとき、師匠の両目は、ほとんど閉じられていた・・・放たれた矢を、確認す るように言われるヘリゲル。矢を確認すると、「第一の矢」は、的の中心に的中 し、第二の矢」は、第一の矢の最後尾「筈(はず)」にあたり、それを、真っ二 つに引き裂いて、的の中心に突き刺さっている・・・・その神技をみて、しば し呆然とするヘリゲル・・・師匠の阿波は、言った。「暗闇で的が見えない中、


この矢は、私が狙って射たものではない」「この矢は、『それ』が、射たのです。」 不可解な教えに対する不信は、一瞬のうちに消えた。師匠の矢は、弟子の心ま で射抜いてしまったのだ・・・

────────────────────────────────

この驚異的な技を目の当たりにした後、ヘリゲルは人が変わったように、修行 をつみ、阿波研造から、弓道五段の免状を与えられる。そして、ドイツ帰国後、 日本弓道の思想を本として出版、たちまち大反響をよび、全国を講演してまわ った。そうして、弓聖、阿波研造の伝説はヨーロッパ全土に、広く知れ渡って いったのだ・・・ ********************************************************************** 

まぁ〜ねぇ♪

北風の世代では、オカルトぽい事や超常現象やら超自然現象などが流行って?いた(笑)

パワースポットやらセドナとか風水やら龍脈とかサイババやら新興宗教やら麻原何とかとか。

気とか気功法だっけか?

雑誌だとムーか(笑)


まぁ〜そんなんで、不思議大好きな北風は弓にハマったのか?

今風に言うと沼にハマったとでも言うのか?

だから、弓道をしたくてとか弓道の理念うんぬんとか精神の鍛錬とか武道精神とかそんな物は無い。

とりあえず、そこそこ引いて『それ』が中てるのを待っているだけだ🤭


うん♪👍かなりいい加減な弓です。