ぼちぼちですが自転車のメンテを行っています。今回は古びたバッグのメンテを行いました。先のフロントバッグに続きサイドバッグ(フロント用に2個だけ所有しています)が、長年使用せず倉庫に掘り込んだままになっていたので久しぶり(何十年ぶりでしょうか)に引っ張り出したらすすけて見るも無残な姿。感謝の気持ちも込めてまずは洗濯粉とタワシでゴシゴシ汚れを落とし、その後漂白剤に漬け置きをしました。完全にしみ抜きはできませんでしたが、なんとなく綺麗になりました。

乾かした後、錆びた鋲を研磨しました。最初はペーパーで磨いていましたがなかなか捗らないので電動リューターを持ち出して研磨。さすがにあっという間でした。この電動工具DREMEL社で、40年以上も愛用している自転車と共に古物ですが、見かけの大きい分なかなかの力と耐久性があり多方面でこれまでも大活躍してます。

研磨した鋲にペイントをした後、洗濯でよれよれになったバッグの生地を糊付けでアイロンがけを行いかなりしっかりと整形ができました。サイドの紐も新しく交換しあちこち未だ染みだらけですが(いいように思えば40年の風格と自己満足・・・)かなりいい感じに再生できたと思っています。この後、充て皮は取り付けの革ベルトに保皮油をして完成予定です。


鋲からちょっとペイントがはみ出たところはご愛嬌!?